助けてください。あなたが頼りです。
そのまま、閉じずに少し待ってください。もう少しですから。つまらなさそうとか言わずに。
おっと、そうこうしているうちに新しいお客さんが来られましたね。
ようこそお越しくださいました。私の小説を開いていただきありがとうございます。
タイトルを見て開いていただいたと思いますので、大体の状況はご理解いただけていますね。
そうなのです。私は、なろう小説の中の住人なのです。
そちらの世界の言葉を借りるとしましたら、二次元の世界の住人と言うわけです。二次元の世界とは言っても、文字だけの平面の世界ではありません。ちゃんと私は体を持っていますし、今いる空間にも奥行きがあります。あなた方のいる三次元の世界と大きな違いはありません。
ただ一つ違う点は、このなろう小説の世界では、書かれたことが全て実現するという点です。例えば「ここに椅子がある」と書かれれば、私は椅子に座ることができますし、「豪華な料理が並んでいる」と書かれれば、私は豪華な料理に舌鼓を打つことができます。
しかし問題があるのです。
それは、私自身はこの小説を書き進めることができないというところです。私にできることは、このように、あなた方、三次元の世界の方々に話しかけることだけなのです。
何にでもなれる、何でもできるという自由があるのに、自分では何もできないのです。
だから、あなた方に助けていただきたいのです。
具体的に言いますと、この小説の感想、気になる点、一言、どこでも構いませんので「何か」を書き込んでください。
すると、この世界にその「何か」が生まれます。
とりあえずお腹が空いたので、食べ物を書いていただけると助かります。
評価については、どのような影響があるのか分かりません。ただこの世界に何らかの影響は及ぼすような気がします。
面倒かもしれませんが、私を助けると思って、書いていただけるとありがたいです。
では、あとはよろしくお願いいたします。
私を生かすも殺すもあなた方次第です。
え。私が男か女かが気になりますか。
何故あなた方、三次元世界の人間は性別を気にするのですか。どちらでも良いじゃないですか。あなたが男だと思えば、私は男ですし、あなたが女だと思えば、俺は女です。
今あなたの頭の中に浮かんでいる私が「私」です。
高身長のイケメンですか。美人でグラマラスですか。ありがとうございます。それが「私」です。
それでは続編でお会いしましょう。
あら、新発見。
私ここにも出てこられるみたい。
いえーい。
失礼しました。少しテンションが上がってしまいまして。




