表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

120/122

第118話 修行。

ヴァイテガ内に

潜入中の諜報員からの情報によるとさ。


前回の襲撃で、

ウンコまみれにした輸送馬車はさ。


積んでいた荷物の全てが廃棄処分となったらしい。


この情報を元に、ウンコは大戦略を考えた。


だがさ。


その実行には、ウンコは明らかに力不足だった。


だからさ。

ウンコは今、

アジト傍の荒野にて修行をしている。


「ウンコぉおおおおおおおおおおおおおおっ!」


声を力の限り伸ばして、

俺はウンコを召喚した。


だが、右掌から出てきたウンコは、

いつものウンコだった。


ポーズ、口調、発音。

俺は色々工夫して、ウンコと唱えてみた。


だが、召喚されるのは、いつものウンコ。


これじゃ、ダメだ。

圧倒的に火力が足りない。


火力と言えば、何だろう? 


そうだ。マシンガンだ。

「ウンココココココココココココココココ」


俺は巻き舌を駆使して、

マシンガン調で、ウンコと発音した。


すると、猫の糞の様な、小球状のウンコがさ。


右掌から、連発して出てきた。


有効射程は、約10メートル。


ふむ、このクソマシンガン。

使えるぞ。 


だが、戦術的な意味で使えるだけだ。


大戦略的には使えない。


俺の考えた大戦略には、

巨大なウンコが必要不可欠なのだ。


『う~~~~~~~~~~ん。この俺に、

 全ての魔族の命運がかかっているのに』


そう思った、俺はさ。

余りの重圧のせいで無意識に、

思ったことが口に出た。


「う~~~~~~~~~~ん。この――」


とまで言いかけたところで、

唐突に俺の声は止まった。


通常なら、ウンコ穴は10円玉大だ。


だが、今回は掌一杯に拡がってさ。


そこから、前例の無い、

勢いと太さで、ウンコが放出した。


結果。


洗濯機クラスの大きさの

巻きグソが召還されたのだ。


どうやらさ。


『う~~~~~~~~~~ん』

と踏ん張って唱えたことで、

ウンコが巨大化した様だ。


この仮説は正しかった。


『う~~~~~~~~~~~~~ん』

と踏ん張る長さを、

長くすればする程、ウンコは巨大化した。


これで、火力の問題は解決した。


だが、問題はまだ残されている。


それは食糧問題だ。

永遠薬草の種と、クソの皮腐があってもさ。


魔族全員の食料を賄うには、全然足りない。


どうしよう? 

そう悩んでいたら、ハナ爺がやって来た。


「そこにおったか。探したぞい」

ハナ爺が引いている荷車には、

ラフレシア級の大きさの薬草が積んであった。


ハナ爺いわく。

この巨大薬草はさ。


ウンコ産ウンコを発酵させて作った肥料を用いて、

栽培された物だそうだ。


「この肥料を使えば、

 1昼夜で、種がこの大きさの薬草になる」

ハナ爺はそう言った。


それならば、食糧問題は解決だ。

もう懸念材料はない。


ウンコ・ストラテジー(大戦略)の始まりだ。


人間どもめ。


ウンコを見ただけで、

発作が出る程のトラウマを植え付けてやるぞ。


そしてさ。


滅びたヴァイテガを見て、

神(幼女)はこう詠うのだ。


『国破れて、ウンコ有り』


ヒャバババ! ヒャバババ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ