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病気と願い
彼女は言った。
「私の生きる意味って、作らなきゃ無いに等しかったんだ_。」
僕はそれを、その言葉の意味を理解できるまで、かなりの時間を使ってしまった。
暑い日だった。
帰り道のアイスが、水のみたいに溶けていくように。
学校からの帰宅途中、私は倒れた。
そして、変な夢を見た。
白い部屋の中には私一人。
目の前には机と、その上には白い本とペンが1本。
本の題名は「生きること」。
本のページをめくると、私に対するメッセージが書かれているようだった。
「あなたは記憶障害になりました」
「と同時にあなたの命のタイムリミットはこれから一年」
「神はあなたにプレゼントを用意しました」
「あなたは1つだけ願いを叶えることができます」
「願いを書き本のページを閉じれば」
「あなたの願いは叶うことでしょう」
ああ、そっか。
ふーん。
うん、よし。
なら、願いはこれだな。
「自分の身体の機能及び一部を譲渡する権利」
書き終えた私は、静かに目を閉じた。




