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第75話 Tight-fitting video

~謎の洞窟・エリア2~

幼いハクたちは慎重に進んでいた…

すると…かつて人が長く滞在していたで

あろう形跡のある洞窟の小部屋に辿り着いた…

ハク「…小部屋?」

ルシア「…あれって…」

そこには誇りまみれの台座と…不思議な装置…

そして鍵のような形をした映像記憶媒体が残されていた…

ナモ「……これなあに?」

アスが装置を調べながら言う…

アス「多分だけど…前にここにいた人が残したものだろうね…記録用の映像装置みたいだけど…」

ルシア「映像?ねぇもしかして…この洞窟のことが分かるかもしれないってことかしら?」

アス「そうかもな…どうするハク?」

ハク「見るしかないよ…それにここから出るヒントがあるかもしれない」

アス「わかった」

するとアスは慎重に映像装置へ映像記録媒体のカギを差し込んだ!!

すると次の瞬間に

装置が起動音を立てると…

淡い光と共に映像が空中に投影される…

その光景を見た瞬間だった

ハク「…!?」

ルシア「…!?」

アス「…!?」

ナモ「…!?」

プリセラ「…!?」

ハクたちは…言葉を失ったまま釘付けになった…

言葉を失ったまま、釘付けになる。

映像に映っていたのは…

しなやかに動く複数の女性たちだ…

その彼女たちは…

身体の動きを妨げない…つまり

身体にぴったりと沿う不思議な衣装を身にまとい…

調和の取れた動きで踊っていた…

その衣装の布はまるで第二の皮膚のように…

動きに合わせて光を反射し…

姿勢や所作の美しさを際立たせている

ルシア「……なに…この服。見たことない……」

プリセラ「不思議ですわね……見た目以上にとても洗練されていて、まるで戦うためでも…踊るためでもあるみたい」

アス「……なんだろう。ただの服なのに…目が離せない…」

ナモ「……ナモも…ああいうの着られるようになるかなぁ……」

ハク「…(…すごい…)」

ハクは無意識のうちに…

ハク「……僕……あれを…着てみたい」

それは誰かに教えられたわけでも…

理解できたわけでもない

ただ…美しさに機能性それに一体感

そのすべての要素が…幼い心に…

とても強烈な印象を刻み込んだのだから…

そしてこの瞬間

ハクとアスとプリセラとルシアとナモ

それぞれの心に…

『身体と一体になる衣装』

『力や意志を引き出す装い』

への…強い興味と憧れが芽生えた…

だが後に…この洞窟で見た映像こそが

彼らがぴっちりスーツという概念へたどり着く

原点だったと…誰もが理解することになる

~謎の洞窟・エリア3~

謎の洞窟の最深部に

幼きハクたち五人が足を踏み入れた瞬間…

*「……あら。いらっしゃい」

澄んだ声だけど…しかし不思議な重みを持つ声が響いた…

ハク「……!?」

声の主は洞窟の中央に佇んでいた…

長い虹色の髪は光を受けて虹色のグラデーションのように輝き

その身にまとう衣装もまた…

身体の動きに完全に沿う虹色の戦装束だった…

その女性は微笑んで名乗った

*「私は…ぴっちり女神よ♡さて…あなたたちは…一体どこから迷い込んできたのかしら?」

その瞬間だった…

ハク達5人は思った

『…この人は…特別なんだ…』

ハク達の視線は自然と…

女神のまとっている装束へと引き寄せられる…

ぴっちり女神「あら…その目…」

ナモ「うわあ…きれい…」

ぴっちり女神「もしかして…着てみたいの?この…"ぴっちりスーツ"」

その言葉に…誰もすぐには答えられなかった…

けれど…ハクの中で確かに芽生えていた…

この洞窟この出会い

そしてこの女神こそが

後に自分たちの運命を大きく変える

始まりの存在であると…

長い回想は…ついに核心へと踏み込んでいく…


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