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『魔力』そのもので異世界無双  作者: 午後
異世界転移
14/23

14話 唯一無二の存在『勇者』

作者「本日、2話目の投稿で〜す」

レン「文自体は短すぎるからな。」

作者「すみません...」

......どう、なってるんだ?あれは...死んでる...のか?王直属兵に裏切り者でもいたのか...いや、なんであの兵士の後ろに王がいるんだ!?


リクは目に入った光景を理解しようとするのに時間がかかり、再び動けるまでに少し時間がかかった。


その微々たる時間は直属兵の美青年の視線が、リクのクラスメイトがいた場所から、この部屋に1つしかない窓に視線が移るには十分過ぎる時間だった。


(はっ!こっちを見た!)

リクは慌てて窓から顔を遠ざけ、壁に張り付いた。


(やばい、やばいやばい、やばい!バレたか!)


すると部屋の中から直属兵のわざとらしく大きい声が聞こえた。

「王!まさかここまでうまく行くなんてな...鑑定をLv.6まで上げる勇者がいなくてよかったな。」


(確か...僕の鑑定スキルレベルは7あった気が...)


王の声も聞こえる。

「そうだな。お前には隠蔽Lv.5があるからな。さすがにそう2日や3日で、6レベルも上げるやつはおらんだろ。それより、お前がやる気なのは珍しいな。」


(隠蔽Lv.6?なんかのスキルの話か?)


「そうだな。俺も自由がないとは言え、目に見えて強くなる実感があるというのは楽しものだ。」


(強くなる?なんのことだ!人を殺しておいて!なぜ楽しいなんてことが言える!)


「その話はするなと言ってるはずだが...」


(ん?王と直属兵はそこまで仲がいいわけではないのか?)


「まぁまぁ、それにしても異世界の者たちは愚かだな。ステータスだけでなく、称号にも鑑定できることもわからないなんてな。」


(...称号を鑑定だと!?そんなことができるのか!?少しやってみるか。『鑑定』)


「その話もするなと言っているだろ!...それに、お前もこの世界の住人ではなかろう...ユウタよ」


その王の言葉の意味はリクの頭には入ってこなかった。リクは称号『勇者』の鑑定結果が意味する新たな恐怖を受け入れる事に必死だった。


ーーー


称号『勇者』[伝説級]

ー説明ー

世界にたった1人存在することの許された勇敢なる者。あらゆるステータスを増加し、『魔王』『邪竜』を含む[伝説級]の称号を持つ者を倒した時そのステータスの一部を引き継ぐ。

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