13話 夜はまだ始まったばかり
作者「今回すごい短いです。すみません。」
レン「いつもだろ?」
作者「...いや100回に一回くらいは長いの
だすかもしれないよ」
レン「これ100話まで続くのか?」
作者「.........」
リクは今までに感じたかなのないほどの焦りを感じていた。
「なぜヒナの血がここに!ヒナは!ヒナはどこにいる!」
安心するんだ、僕。このくらいのシミの大きさだと、たいした量の血じゃない。どうせドジなヒナのことだし、派手に転んだんだ。けど、ヒナとは約束したはずだ俺が呼びに行くまで部屋に居ると。いや、ヒナは自分勝手だ。多分トイレとか行ってるんだ。きっとそうだ。
そうリクは自分の心に言い聞かせた。
ただの赤いシミではリクはそこまで焦らなかっただろう。鑑定スキルにより出た『ヒナの血』という結果がリクの焦りを加速させて行く。
ドォンッ!!!
壁越しに隣の部屋から大きな音がした。
静かな夜に、その音はあまりにも不似合いだった。
いったい何が起きてんだよ!もし、隣の部屋で何かが起きてるとしたら、正面突破は危険な気がするな...
...窓から行くか。
リクは窓から出て持ち前の馬鹿力で隣の部屋の窓までたどり着いた。
リクは勇気を振り絞り部屋の中を覗く。
床に倒れ胸元から少量の血と淡い光を出し、溶けるかのように消えて行くクラスメイトと、その前でちょうど剣をさやに戻し終えた王直属兵の鎧を着ている美青年の姿を。




