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お前らはこういうのが好きなんだよな!!!!~佐伯悠馬、異世界で全部やらされる~  作者: 雪森蓮


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14/25

総帥、ブラックリストから生還する~ショップの利用規約が改悪されました~

ある程度書いてためてるんですが不定期過ぎてアップ忘れている件

学園の地下、湿った空気の中に響く電子音。

 佐伯悠馬さえき ゆうまは、数日ぶりに視界に浮かび上がった『ハミルトン・オンライン・ストア』のロゴを見つめ、薄く震える指先で触れた。


「……お母さん。ついに、凍結されていた資産スキルが解除されました。……ノア、これで『Tescoの紅茶』も『高級胃薬』も、再び私の手に戻ります。……コンプライアンス(徳)の闇から、私は這い上がりました」


「兄さん! さすがっす! 資本主義の底力、見せてやりましょう!(野太い声で、ボロボロになったドレスを脱ぎ捨てようとする銀髪美少女)」


『ピコーン☆ 悠馬くん、おめでとう! 女神の気まぐれで、ショップスキルの利用を許可しちゃうね♡』


女神が、今度は「パチンコ屋の新台入替」みたいな派手なタスキをかけて現れた。


『でもね、悠馬くんは「多重債務者(マイナス5万徳)」だから、ショップの利用規約が「地獄モード」にアップデートされてるよん☆彡』


「……規約の改定アップデート? 一方的不利益変更の疑いがありますが……」


『えーい、細かいこと言わない!☆ ほら、買ってみてよ!』


悠馬は、まずは喉の渇きを潤すため、『Tescoの格安ミネラルウォーター』を一点、クリックした。


「ピコーン! 購入完了! 支払額:0.5徳」

「――および、追加ペナルティ:『購入した水の量と同じだけ、周囲の女性の愛が重くなる呪い』発動☆」


「…………は?」


次の瞬間。部屋のドアを突き破り、聖女エルゼが「お兄様ァ! 喉が渇いたの!? 私の聖水(手作り)を飲んでぇ!」と、狂気的な笑顔でダイブしてきた。


「……な、何ですか、この不当な付帯契約オプションは!」


『あはは! 悠馬くんが「便利」を求めるたびに、その分だけ「溺愛トラブル」が加速する仕組みだよ☆ 「徳」を返さない限り、ショップを使うほど周囲の執着が強まって、さらに徳が減る……まさに、ハミルトン流の「地獄の複利計算」だね!☆彡』


「……利便性と引き換えに、尊厳を担保に差し出す。……これが、真のブラック・マーケット、ですか」


悠馬の横で、ノアがさらに追い打ちをかける。


「兄さん! 大変です! 兄さんがさっき『胃薬(大容量)』をまとめ買いしたせいで、ロリドラゴンと猫耳生徒会が『兄さんの胃を守る盾になりたい』って、全裸で部屋の前に整列を始めました!(野太い声)」


「……ノア。私は、ただ、副作用のない、普通の、普通の生活が…………」


視界の端。


【読者満足度:5,000,000%(ショップ使うたびにヒロインが重くなる呪い、神システムww)】

【称号:『不本意なショッピング・パパ』『溺愛の債務者』が追加されました】

【現在の状況:ショップで「防犯用催涙スプレー」を買おうとしたら、なぜか「媚薬スプレー」に書き換えられて届きました】


「……女神。一つだけ。……返品クーリングオフは、可能ですか?」


『ダメ~☆ 規約第666条:一度買った絶望は、完済まで返品不可だよ♡ 頑張って、買い物(自爆)してね!☆彡』


悠馬は、部屋に押し寄せる「愛という名の債権者」たちから逃れるため、窓から飛び出した。

 有能すぎる男、佐伯悠馬。彼の「ショップ復帰」は、一息つく間もなく、さらなる「溺愛という名の地獄」を加速させる、キラキラした破滅への片道切符だった。

不定期で更新します。評価、ブクマ、感想いただけると励みになりますよそりゃあもう!たまに押してくれても罰は当たらないんですよ!そこの読んでくれてるあなた!!


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