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新延長:avenir or cmeptb  作者: 依冬×夜霧 裕
近代ジパング編
71/113

たぶん第100話 師走の来訪者1

自由が無い丸

という師走に書いたクリスマス(仮)を先行公開


っていう書き溜めを載せるだけカルボナーラのカルボン酸

 クリスマス前、及び12月23日、奴らは来た!


 その日はクリスマスを前にしてハシャイでいるレイに仕方なくくれてやるプレゼントを選び、もとい読み取る為に国道沿いを歩いていた······。

 そして、いつもの工事路地の前まで来た時、カップルらしき男女が路地から登場する。男は白髪、女は薄水色のロングヘアだ。

 その女の方がコチラを見た途端ハッとした表情のまま指差しながら駆け寄って来る。

「見て見てルシエルやばいコレやばい!」

「そうだねぇ······なるほど核かぁ。いきなり凄いもん見つけたねぇ。この俺も驚くことこの上なしだよ」

「ん?核ってどゆ意味?」

「ごめんねぇ、この子の前で言うわけにはいかないんだよね」

「もしかしてルシエル、私のこと裏切るの?捨てちゃうのぉ!」

「ごめんごめんよ!そんなつもりはなかったんだ!僕が悪かったよ許しておくれ!」

 白髪が水色を宥(なだ)める

「······何だコイツら」

 そんな二人の会話に感想を零すとしたら、バカップル滅べ、だ。



 3人組で、とぼとぼ歩く。

 街のあちこちでは、リア充やクリスマスツリーが燃えたりと地獄絵図である。私には関係ないけどね。

「1人見つけたならば、もう1人も確実にいるということか······」

 ルシエルが神妙な顔つきで呟く。

「とりあえず、無限転生者で忍者で魔族でエルフで核······。よし、設定てんこ盛り先輩とでも呼ぶか」

「おー!命名てんこ盛り先輩!」

「待って、意味わかんない。てか何で転生とか知ってんの」

「ルシエルはねー、何でも知ってるんだよー!」

「何でもというわけでもないさ。この宇宙限定でしか物事を知り得れない、つまり別宇宙の事は知らないんだよ」

「ほーん、全知全能か何かなんすかね」



 赤い和服の少女が歩いているのを認める。

「ん?あの後ろ姿は······あっ、おーい!茜ちゃーん!」

 駆け寄る

※※※※※※※※※※

茜ズ・アイ

「ヴァギャジェビャーン!!」

※※※※※※※※※※

「うぎゃー!!化け物ー!!」

 御札ミサイルを飛ばしてくる。

「うひゃっ!危な危ない!」

 華麗に躱す。後ろにいたルシエル達は、何も無かったかのように札を手にして興味深そうに見つめている。

「初めて見るものだ······」と感想まで言っている。

「茜ちゃん!私だよ綾だよ!」

「はっ!戸室さんでしたか!はわわ、悪魔だらけで聖戦が始まったのかと思いました······」

「そういえば、こんな所で何してるの?空き缶拾い?」

「辞表もリストラもされてませんよ······寧(むし)ろこの地区の支部長に任命されてしまったんですよ!あのあと帰りの便を要求しようとしたら『あ、帰らなくていいよ。そこら辺空っぽだし、そのままどっか適当な所に支部建てて住んでちょ』ですよ!酷いですよ!?役員は私独り孤独ボッチ!金は回ってこないし仕事は多いし!それで、ストレス発散として朝までカラオケしてたんです」

「陰陽師までブラックとか日本もうダメやん、メルボルン行きたい」

「ほんとそれです、メルボルンに逃げたいです」

「ところで、狐太郎はどうしたの?逃げられた?」

「だーかーら狐じゃないです、犬太郎ですってば!それに、あの子は絶対に逃げたりなんてしません!私の呼び声1つですぐに支部から飛んできますもん!」

「もん!」

「ももんがムササビ!っていうか戸室さんこそ何してるんですか、新しい悪魔2匹も連れちゃって。お出かけですか、お帰りですか?レレレ、ウクレレ、レバニラ炒め、3人合わせて余分猿芝居ですか?」

「掃除でも演奏でも化学調合でもないです。クリスマスプレゼント買いに出たらヤベーのとエンカしちゃっただけですー」

「それでそのヤベーエンカした奴ですー、らは何しに日本へ?」

「観光だってさ。なんやら初日の出を見たいとかなんとか」

「はぁ、害意がないのなら態々通報はしませんけど······。ところで、クリスマスパーティは私も招待してくれるんですよね?」

「ん?あ、パーティいいね!姫路さんと稜葵に聞いてみる!」

「ついでにですが、プレゼント交換もするようお願いしますよ」

「ふんふん、楽しそうだね採用」

「私が推定するにお金持ちは5名以上!もしかすると破格なプレゼントが私に舞い込んで来る可能性があるんです!」

「価格制限付きにするわ」

「ぐうぇあっ!」

 茜が血を吐き出して倒れる。

 倒れ先に敷き布団を作ってキャッチ、上から羽毛布団をかける。

「あっ、これ高級なやつですやん······」

 そのまま眠りにつく茜。ここ道路だよね?

「眠るよう誘導したのはキミだろう······」

「ねぇねぇ!私もそれやりたい!」

 呆れたようなルシエルに、布団を欲しがるレヴィアタン。

「オッケー」

「ぐうぇあっ!」

「そっからかい!」

 レヴィアタンが血を吐いて倒れる。

 倒れ先に茜と同様布団セットをセットする。

「カセット見せっとプルシェンコ」

 茜が布団ロールで立ち上がる。

「そういえば······ルシエルさんって天使っぽいんですが、それは」

「天使······?あはは、堕天使だよ俺は。よくルシエルって呼ばれてるけど、別称としてルシファーやらサタンやらあるよ」

「っていうのが建前で、本当のところは?」

「カラッと揚がった美味しいソーセージマフィンです〜。って、んなわけあるかい!」

「あっはは!ノリツッコミしてくれた!凄い初めて見た!」

「実は茜ちゃんの海馬ちゃん死んでるのでは······?」


クリスマスの話は25日までを描きます

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