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暁の帝国 ~第二次世界大戦編~  作者: 川嵜 怜太
対立!日本vs独第三帝国
33/55

真の同盟

対空配置に切り替えた黒姫の

士気は已然高かった。

乗員はこの黒姫に誇りを持っている。

そしてなによりも有能な艦長もいる。

それが各位の心の中にあったためである。


『敵機12センチ高角砲の射程圏内に入ります!』


「目標を電探指示、攻撃に移れ。

そして両翼に展開中の艦船はラインハントに

雷撃後、黒姫の周囲に集結し近接防御陣形!!」


戦闘指揮所に活気が戻る。

対空砲火の命中精度は良く、16機を撃墜した。


船の両舷から対空砲の業煙。

空には墨で書かれたヒガンバナが次々と現れる。

しかし、その間を縫うように迫り来る航空機。

異質な飛行機雲が迫り来る。


既に敵は10000メートル圏内。

全機迎撃は不可能であると悟る東郷。


ギラギラと太陽光を反射して迫り来るMe300-a。

急降下爆撃の態勢である。


『未確認機多数!!黒姫後方5000メートル。

高度8000で雲の中に紛れていた模様!!』


後方からギラギラと太陽光を反射して迫る航空機の一団。

東郷は覚悟を決めた。

「敵機の機種は。」


『零龍式のエンジン、これは!!』


《“満州国海軍機動部隊及ビ中国海軍機動部隊航空機”》


《”我、貴艦隊ヲ援護スル“》


無線を興奮しながら聞き取る無線員。


『友軍です!!』

無線の報告を聞いた東郷は胸をなで下ろした。


制空権を数的に取られたドイツ軍機は一目散に戦場を去る。

満州国海軍の主力戦闘機“蒼33-1”、

中国海軍の主力戦闘機“殲-881”、この航空機は日本軍の零龍を

踏襲した航空機である。


蒼33型の武装は30㎜機関砲2基、12.7㎜機関砲4基。

あらゆる高度にて良好な速度と安定した飛行が可能。


殲-881の武装は20㎜機関砲2基と空対空炸裂追尾式噴進弾

10発。

空対空炸裂追尾式噴進弾は追尾されれば無傷で回避出来るのは不可能とされる中国海軍ミサイル兵器である。

ただ、それにより航空機の機動性の低下と翼の大型化により

被弾率も上昇してしまった。


満州国海軍インド洋派遣艦隊は戦艦“奉天”を旗艦とした

戦艦4空母4巡洋艦23駆逐艦48の大艦隊で、本国の海域警備は

アジア連合である日本帝国海軍が大量受注した海防7型と

護衛空母が防衛している。

それは、アジア連合の決まりでもある共同防衛における

役割を日本が果たしていたたからであった。


そして、中国海軍アデン湾攻略艦隊の旗艦空母“大連”含めた

空母5 護衛空母11 戦艦2 重巡洋艦8 巡洋艦9 駆逐艦54。

中国は日本の大量受注により好景気であり、またその生産力も

格段に向上、アメリカに追いつけ追い越せで一ヶ月もすれば

アメリカの生産力に追いつけるだろうという試算がでる

程である。


日本、満州、中国の三艦隊が洋上にて会合する。

ラインハントは十時雷撃を受けた末、会合後9時間後に

海中にその身を落とした。


その会合した際の上空写真は全世界に衝撃を与えた。

前代未聞の大艦隊、そして、三国息を合わせた輪形陣は

いかなる攻撃も受け付けない、そういった威容があった。


そして、この写真の公開の真の意図は


ドイツへの圧力ではなく、


アメリカ、いや“ルーズベルトへの警告”であった。

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