↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
80/947

そうだ借金の話だb 銀竜の加護?


「あれは、ここだけの話テロですじゃ。辺境に住んでるゴブリンは銀竜の洞窟に向かう冒険者に狩られてしまう事があります。だから戦いが苦手なゴブリンを村に住まわせてやっておるのですが、中には恩を忘れて人間に逆恨みする奴らが出る始末。そういう連中がたまにああいった破壊行為を……」


「悲しいいがみ合いですわ」


 いや、インガリットが一番憎しみを増幅してたっぽいけど?


「へーそうなんだ?」

「所で失礼ながらお若い新領主様のご職業は?」


 ギック

 やべっ俺その銀竜の洞窟に討伐に行った冒険者だったよ! 怖いから見たら逃げてたから、幸いゴブリンとは戦った事無いけど。


「ええっとその……」

「銀細工師で、私の弟子です!」


 コラーッ正直に言うなよ。


「ひょ、ひょんな事からエディファニー王女と知り合ってねヘヘ」


「くくっそうですか」

(何だファニー王女の職人か? どうせ彼女の気まぐれでこの村があてがわれたな。心配して損したわい)


 うわーっ今完全に見下した。今絶対そんな感じの顔したぞ!



「ゴマカされないわよ、借金7000万エピの内訳を教えてもらうわ」


 そうだったあ! 俺もう完全に忘れてたよ。


「まあまあ奥方その様な生臭い話は後にして、実は私こう見えても【銀竜の加護】を持っておりますのじゃ! それで大半のゴブリン共は私に頭が上がりません、はっはっはっ」


「お父様とわたくしの最大の自慢ですわ!」

(くっく、恐れをなして言葉も出んか?)


 シィーン

 俺とマリは言葉が出なかった。ヤバイ、コイツとんでも嘘つき野郎だっ!


「……それと私は奥方ではありません。ただの師匠で大家さんですから」

「あっそれ突っ込むの忘れてたよハハ」


 少女に向かって奥方は変でしょ!


「そうですかな、何でも彼女が司令塔に見えた物でねふふ」


 うっ痛い所を突くなー。



「お父様、私お二人のお部屋を早速手配しますわっ!」

「いやひと部屋でよろしいのですかなフフフ」


 こいつら基本話聞いてないな? ラチが開かないよ。


「いえっ結構です。今晩はゴブリィの家に泊めてもらう約束をしておりました」


 はあっ? それ何だよ。やっぱりマリが勝手に決めて行くじゃないか~。でもこんな館泊まりたくないのは事実だよな。


「うんそうなんだぁー」

「いやっ人が住む様な場所ではありませんぞ」

「そうですわ領主さまぁん」


 何か必死だな。


「いや、現地の人々の生活を知りたいんだ! 誰かゴブリィの家を案内してよ」

「そうね」


 俺達の意志が固いと見ると、二人はごにょごにょ相談し始める。


「ではわたくしがご案内しますわ」


 結局インガリットの案内で丘を降りゴブリィの家に向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。