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小説・人狼ゲーム  作者: iris Gabe
解決編
10/10

10.感想戦

 感想戦(この忌まわしい事件の真相は……?)


M『それでは、このゲームの配役を発表いたします。

 人狼はグレイさんとチイさん。

 狂人はボスさんとドロシーさん。

 祈祷師がフォックスさんで、

 牧師がエリカさん、

 村人がアイリスさん、ヒミコさん、アメンボさんという配役でした。

 それでは、感想戦をお願いいたします』


E「ほらね、本当にあたしは牧師だったでしょう」

 真っ先に口を割ったのは、一番悔しそうな顔つきをしているエリカであった。

F「いやあ、私も人狼ゲームは数多くこなしておりますが、今回ほどスリリングな展開は体験したことがありません」

 フォックスは、若干興奮気味であった。

E「何といっても、今回の最高殊勲選手はアイリスさんね。あんた、はじめてなのにやるじゃない」

D「私は早々とゲームからぬけてしまったので、ゲームの詳細がまだよくわかりません。どなたか、ご説明を願えないでしょうか?」

 ドロシーがそういうと、フォックスが一歩前に出た。

F「四日目の会議のメンバーは、私とチイさん、アイリスさんとグレイさんの四人でしたね。さて、この中の誰が人狼であるのか? 私は、自分自身が祈祷師であることを知っていますから、それを頼りに推理をおこなうことができました。

 まず、チイさんの、昨日の晩にヒミコさんをカウンターで殺害した、というコメントが真っ赤な嘘であることは、すぐにわかりました。九人の参加者で、ふたりの祈祷師が存在することは、まずあり得ないからです。しかし、それだけを理由にチイさんが人狼側であると断言するのは、ちょっと早急であるようにも思いました。チイさんには何らかの理由があって、やむを得ず嘘をついた可能性もあるからです。

 四人の中で、アイリスさんだけは三日間を通して同居部屋から死者を出していません。この事実は、アイリスさんが人狼ではないことを意味します。アイリスさんが味方であることが判明すれば、のこりのチイさんとグレイさんの正体を推理することもいとも簡単です。

 恥ずかしながらこの時点で私は、全ての人の役割が把握できたとたかをくくっておりました。少なくとも、グレイさんがコメントされる前まではね……」

G「私のコメント……?」

F「ああ、三日目の夜にアイリスさんがあなたに襲いかかって、あなたがブロックしたというコメントですよ。あれで、何もかもすっかりわからなくなってしまいました」

 フォックスは無念そうに目を閉じた。

G「あれは、チイさんから指示されました。アイリスさんを、人狼の容疑者にとどめることが目的ですね」

F「そのとおりです。ファインプレーでしたね」

C「とにかく投票のときに、アイリスさんかフォックスさんがミスを犯してくれないと、私たち人狼側の勝ち目はなかったです。とても、厳しかったです……」

F「さて、混乱を喫した私は、とにかく一から推理をやり直すことにしました。

 まず、アイリスさんが人狼であると仮定してみます。しかし、初日と二日目の夜に、アイリスさんの同居者から、死者は出ていません。故に、アイリスさんはいずれかの夜に、相手の牧師にブロックされたか、人狼同士で宿泊した、という結論が導かれます。牧師がブロックすれば、翌日の会議で何らかの報告があるはずなので、その可能性はまずない。つまり、アイリスさんは、初日か二日目に、人狼同士で一夜を過ごしていることになります!

 アイリスさんの初日の同居者は私で、二日目はチイさんでした。アイリスさんが人狼ならば、私かチイさんのどちらかが人狼でなければ矛盾を来たします。もちろん、私は人狼ではありませんから、すなわち、チイさんが人狼だと断言できます!

 次に、アイリスさんが人狼ではないと仮定してみます。ゲームは依然として継続していますから、私たち生きのこり四名の中に、少なくともひとりは人狼がいなければなりません。私は人狼ではないので、チイさんとグレイさんのうち、少なくともひとりは人狼です。それでは、チイさんが人狼だと仮定してみましょう。チイさんは初日をグレイさんと、二日目はアイリスさんと泊まっています。どちらの部屋からも死者は出ていません。アイリスさんは仮定より人狼ではないので、必然的にグレイさんが人狼であるという結論が導かれます。

 それでは、アイリスさんは人狼ではなくて、かつ、チイさんも人狼でなかったと仮定してみましょう。私も人狼ではないので、人狼はグレイさんということになります。しかし、グレイさんは、初日をチイさんと泊まり、三日目はアイリスさんと泊まっています。おふたりとも健在であり、人狼ではないので、この仮定では矛盾が生じます。

 おわかりでしょうか。私は自分が祈祷師であるという事実を知っております。そして、この事実から導き出される結論は、アイリスさんとチイさんが人狼であるか、あるいは、グレイさんとチイさんが人狼であるということです!

 そして、どちらにしても、チイさんが人狼であるという結論は、疑いがなくなりました」

 フォックスは一息吐いて、まわりを見渡した。

I「もしも、フォックスさんが村人側であるならば、チイちゃんは狼でなければならない、という結論には、私も気づいていました」

F「第一の可能性――アイリスさんとチイさんが人狼であるならば、グレイさんは三日目の夜にアイリスさんをブロックしていますから、必然的に牧師であることになります。

 そして、第二の可能性――グレイさんとチイさんが人狼である場合には、アイリスさんの正体は、村人か牧師か、狂人であります。さらに、この場合には、明らかに私の眼前で自殺したボスさんと、初日に自殺したドロシーさんは狂人ですから、ここで、アイリスさんも狂人であるということになると、狂人が三人以上いたことになってしまいます。九人ゲームで、狂人が三人という設定は、ちょっと不自然です。したがって、アイリスさんは、ほぼ間違いなく村人側の人間ということになり、村人か牧師であると断言できます。

 それでは、一体、どちらが真実なのでしょう? 私の味方である村人側の人物は、グレイさんでしょうか、アイリスさんでしょうか?

 残念ながら、このどちらが正しいかを判断する材料は、私には見つかりませんでした。

 そして、四日目の投票の時刻になりました。この投票はゲームの勝敗を支配する大切なものです。ミスは許されません。投票する順番は、グレイさん、私、アイリスさん、チイさんと決まりました。グレイさんは、アイリスさんを投票しました。これは、グレイさんが牧師であっても、人狼であっても、当然の行為として納得できます。さて、次は私の番でした。

 私は考えました。現在の状況は、村人側がふたり、人狼がふたりであり、翌日の投票終了時までに村人側が全滅しなければ、村人側は勝利します。人狼が勝利をおさめるためには、この四日目の投票で、村人側のひとりを集団暴力リンチ投票で抹殺することが絶対条件となります。それが実現すれば、四日目の夜は三人部屋となり、村人側の最後のひとりは、人狼ふたりに囲まれて過ごすことになります。ということは、その人物がたとえ祈祷師であっても生きのこることは不可能です。ひとり目の人狼の攻撃をカウンターで受けても、ふたり目の人狼が続けて襲いかかれば、祈祷師の能力使用は一回きりですから、彼は殺されてしまいます。そうなれば、村人側は全滅となり、人狼側が勝利します。

 逆に、四日目の投票で、村人側のひとりを殺せなければ、村人側はふたりのこります。その時には、私は祈祷師なので、四日目の夜に人狼に殺されることはありません。そして、ここが肝心なことなんですが、いずれの推論においても、四日目までに人狼たちのパスは一回ずつ消費されていました。すなわち、私と同居部屋になった人狼は、いやおうにも私を襲わなければならない! 襲わなければ、翌朝には餓死してしまいますからね。そして、襲った人狼は、私にカウンターで殺される運命にあります。そうなれば、五日目の朝を迎える人物は、私ともうひとりの人狼だけとなり、最終日の投票は、票が割れることは明らかですから、村人側の勝利が確定します。

 そうです、皆さん。人狼側が勝利を収める必要条件は、四日目の投票で村人側のひとりを集団暴力リンチで殺害することだったのです!」

G「つまり、四日目の投票で、村人側が集団暴力リンチで殺されれば、人狼側の勝利であり、村人側が殺されなければ、村人側の勝利だったのですね」

C「私たち人狼側には、フォックスさんとあいちゃんの中に祈祷師がいるのかどうかが、最後までわかりませんでした。もし、どちらかが祈祷師であれば、フォックスさんのご推察どおり、四日目の投票で村人側のどちらか一方を殺さなければなりません。でも、おふたりが共に祈祷師でなければ、私たち人狼ふたりは健在なので、四日目の夜と最終日の投票で村人側を全滅に導けます」

I「チイちゃん、そこまで考えていたんだ」

E「もしもあたしが、牧師じゃなくて、祈祷師だったら、逆に人狼側が勝っていたのね……」

F「もう一度話を戻しましょう。四日目の投票でグレイさんが、まずアイリスさんに投票しました。次が私の番です。さあ、チイさんと仲間を組んでいるもうひとりの人狼は、グレイさんでしょうか、アイリスさんでしょうか?

 私は、初日の夜のアイリスさんとの会話を思い出しました。アイリスさんは、人狼をおそれていて、必死になって襲われないようにつとめていました。もしも、アイリスさんのこのふる舞いが演技だったら、私は素直に脱帽いたします。ようやく私は覚悟を決めることができました。アイリスさんを味方だと信じることにしました。そうと決まれば、アイリスさんと私は協力して、何としてもこの日の集団暴力リンチ投票で、村人側が殺されないように操作をしなければなりません。たとえ、最後にチイさん(彼女は間違いなく人狼です)がどのように投票しても、私とアイリスさんを最多得票者にはさせないようにする。そのためには、私はどうすればよいでしょうか?」

 フォックスはここで一息入れた。私たちは固唾を呑んで、フォックスの説明に聴き入っていた。

F「まず、アイリスさんと私に、票を投じることはできません。それをおこなってしまえば、アイリスさんがどのように投票しても、チイさんは私かアイリスさんのどちらかを最多得票者にすることができます。もちろん、チイさんは人狼ですから、間違いなくそのように投票してくるでしょう。可能な選択肢は、チイさんかグレイさんに一票を投ずることです。では、どちらへ投票するのがよいでしょうか? 第一感では、チイさんへ投票することが当然に思われます。私が祈祷師である事実から、チイさんは間違いなく人狼であるからです。

 ところで、アイリスさんの協力がなければ、村人側の勝利はあり得ません。しかし、アイリスさんには、私が村人側なのか人狼なのかを判断できる情報は持ち合わせていないはずです。そして、観察する限り、アイリスさんは私よりもチイさんを信用していました。つまり、私がチイさんに投票しても、きっとアイリスさんは私かグレイさんに投票してくるでしょう。そうなると、チイさんは最後の投票で村人側を最多得票者にすることができてしまいます。私は茫然としました。気づかないうちに私たちは、人狼側からほぼチェックメイト状態まで追いこまれていたのです! 私は最後の賭けにうって出ました。投票する人物をチイさんではなくて、わざとグレイさんにしました! 私のメッセージに、アイリスさんが気づいてくれることに、最後の望みをたくして……」

G「何のメッセージですか?」

F「それは、アイリスさんから説明してもらいたいですね」

 フォックスが私の方に目をむけた。私は頷いた。

I「フォックスさんがグレイさんを投票したときに、なんだろう、とても違和感を覚えました。

 というのは、もしもチイちゃんが祈祷師ならば、ヒミコさんは人狼であり、彼女は殺されましたから、生きのこりの人狼はひとりだけになります。私は村人ですから、結局、グレイさんかフォックスさんが人狼であることになります。ところで、グレイさんは初日にチイちゃんと泊まっているし、三日目に私と泊まっていますから、グレイさんは人狼ではありません。すなわち、グレイさんは狂人であり、フォックスさんが人狼だという結論を得ます。しかし、逆にフォックスさんが人狼でないと仮定すれば、先程の推理によって、チイちゃんとグレイさんが人狼であることになります。

 私の味方はチイちゃんなのか、フォックスさんなのか……。さて、どちらが真実なのでしょうか?

 正直に告白いたしますと、ここまで推理していても、私はチイちゃんが祈祷師であると確信していました。ごめんなさい……。

 でも、その状況下で、フォックスさんはグレイさんを投票しました。四日目の投票では、人狼側の生きのこりふたりのどちらが集団暴力リンチ投票で殺されても、人狼側の敗北は確定です。つまり、フォックスさんが人狼ならば、仲間のグレイさんに一票を投じることは、絶対にあり得ないんです!

 フォックスさんがグレイさんに投じたことで、ようやく気づきました。フォックスさんが村人側の人物であることを。

 それでは、私は誰に投票すべきなのでしょうか? すでに投票されているのは、グレイさんが私に、フォックスさんがグレイさんに、一票ずつを投じています。私のなすべきことは、チイちゃんがどのように投票しても、村人側に属する私とフォックスさんが最多得票者にならないようにすることです。そんなことができるでしょうか?

 まず、私が、私自身に投票すれば、後で、チイちゃんは私に投票するから、結果として、私が殺されてしまいます。自分に投票はできません。

 それでは、フォックスさんに投票すると、どうなるでしょうか? そのときは、チイちゃんの投票前に、グレイさんとフォックスさんと私に一票ずつ投票されていることになります。チイちゃんは、私かフォックスさんを最多得票者にすることができます。

 では、私が、チイちゃんに投票したら? だめです。その後で、チイちゃんが、私に投票すれば、私が最多得票者となり集団暴力リンチで殺されてしまいます。

 もう、おわかりですよね。村人側が殺されないためには、私は、グレイさんに投票すればいいのです。そうすれば、私の投票が終わった時点で、私に一票、グレイさんに二票、投票されていますから、チイちゃんがどんなに頑張っても、村人側の誰かを最多得票者にすることが不可能になります」

C「あいちゃんとフォックスさんのすばらしい推理に脱帽です」

G「へえ、そんなかけひきが交わされていたとは……。私は当事者でありながら、何も考えていませんでしたよ」

 グレイが感心している。

F「一つだけ、私が疑問に思うのは、人狼側が三日目の夜にアイリスさんを襲わなかったことですね。確かに、グレイさんにパスの権利はのこっていましたけど、あそこでアイリスさんを襲っておけば、結果的には人狼側が勝利でしたよね」

 腕を組みながら、フォックスは考えこんでいる。

G「それは、私から話しましょう」

 グレイがしゃしゃり出た。

G「私たちも、三日目の夜の襲撃に関しては、かなり悩みました。まず、チイさんがヒミコさんの襲撃に成功しました。その後で、私がアイリスさんを襲うべきかどうかです。

 私たちがおそれていたのは、祈祷師のカウンターです。のこった三人の、ボスさん、フォックスさん、アイリスさんのうちで、誰かが祈祷師である可能性は、依然としてのこっています。万が一、アイリスさんが祈祷師だとすれば、私が襲撃しても、かえりうちで逆に殺されてしまいます。そうなれば、人狼側の敗北は必然で、事実上のゲームエンドです!

 しかし、私たちには、もうひとつの選択肢がありました。それは、翌日の投票で、村人側をひとり減らして勝利するという道です。このとき私たちは、ボスさん、フォックスさん、アイリスさんの三名の中に、狂人がまぎれていることも確信していました。

 ですから、投票で狂人と協力することができれば、確実に勝利がおさめられるだろうと、判断していました」

B「それでは、私がフォックスさんの部屋で自殺をしたことが、結果的に人狼側の敗因となってしまったのですか?

 そうか……。実に、申し訳ない……」

 真っ赤な顔になって、ボスが謝罪した。

C「いえいえ、ボスさんの行動は当然だと思います。敗因ではありません」

 すかさず、チイがフォローした。

G「とどのつまり敗因は、四日目の投票勝負で安全に勝てるという考えが甘かった、ってことかなあ?」

 悔しさをにじませながら、グレイが本音を洩らした。

F「私が逆に人狼側の立場だったとしても、やはり、翌日の投票勝負に賭けたと思いますよ。アイリスさんが祈祷師である可能性は、十分にありましたからね」


 そのとき、ちょっとだけ気になることがあったので、こっそりと私は、秘密の会話モードを通してチイに話しかけた。

(秘密の会話は『 』で表記することにする)

I『チイちゃん。聴こえる?』

C『はっ、あいちゃん。なんですか?』

I『ここだけの話だけど、ひょっとして、チイちゃんにはわかっていたんじゃない? 私が祈祷師ではなくて、単なる村人であったということが……』

C『はい、わかっていました』

I『だよね。じゃあ、どうして?』

C『二日目の夜にあいちゃんと交わした会話で、あいちゃんが祈祷師や牧師、あるいは狂人でないことは確信できました。必然的に、あいちゃんは村人であることになります。だから、三日目の夜に、グレイさんがあいちゃんを襲えば、おそらく私たちが勝ちでしたね――』

 チイは淡々と説明をしていたが、急に、

C『ただ……』

I『ただ?』

C『皆さんには内緒にしてくださいね』

 周りに目を配りながら、チイがいった。

I『うん、内緒にする』

C『なんだかゲームを進めているうちに、あいちゃんに情が移ってしまったみたいです。あいちゃんと、もっともっとゲームを楽しんでいたいなあって……。

 だから、三日目の夜に、あいちゃんの襲撃を迷っていたグレイさんから、あいちゃんが祈祷師なのかどうかを相談されたときにも、よくわからない、と答えちゃいました。

 どうやらそれが、最大の敗因になっちゃいましたね』

 いたずらっ子のようにペロッと舌を出しながら、チイがにっこり微笑んだ。

 今回は特殊な状況下での推理ものにチャレンジしてみました。人狼ゲームは、一部の愛好者たちの間で親しまれているゲームで、検索すると様々なブログが出てきます。作者としては、このつたなくてマニアックなフィクションを、読者の皆さんが堪能していただけたのかどうか、非常に興味があります。ご感想をお待ちしております。また、次回作もがんばります。長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。(作者)

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[良い点] すごいですね。人狼ゲームって論理パズルみたいに使えるんですね。 恥ずかしながら、人狼ゲームのルールすら知らず、この作品で勉強し、はじめてその構造を考えました。ですので、推理まで気が回らな…
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