第2話 変化
スマホで打ってるので誤字脱字申し訳ありません。
「ぐっ・・んん・・。」
先ほどあった痛みによる気絶から少したち目が覚めるとぼやけた目を擦りながらも身体に異常がないか確認する。
「くそぉ・・なんだったんだよ・・。身体は大丈夫・・だよ・・・・えぇ?」
身体の異常をチェックしていると異常は無いのだが異常な光景を見る事になった。早すぎる中年太りだった自分が見事に引き締まっており味も腕も程よい筋肉がついている。それに髪も短髪だったのに今では見事に長くなっており前髪が目を隠すように長くそして白っぽい。
「どうなってんだよ・・もうわけわからないよ・・。新しい整形手術でもやられたのかよ・・。」
自分の見た目が変わっており混乱を通り越してすでにショート寸前の状態まできていたコウキは頭を抱えてその場に座り込んだ。
「いきなり知らない所に来て、今度は整形させられて・・。詰んだ以前に考えが追い付かないわ・・。」
そうボソボソと呟きながら少し泣きが入ったところでふとある言葉を思い出す。
『そういえばステータスがどうとか・・言ってなかったっけ?』
先ほどの頭に響いてた内容を思い出してみたがゲームじゃあるまいしとも思っていた。
「はぁ・・ステータスねぇ・・」
そう少しバカにしたような感じでステータスと呟くと、ピコンと小さく音がなり目の前に画面があらわれた。
「うわっ!出るのかよ・・。何なんだよ?とうとう俺の頭は壊れたか?」
そう少し自虐的になりながらもその画面を覗きこむと表示されているのはステータスと呼ばれるものとマップ、アイテム、時間といったものだった。
ステータス
名前 コウキ・クドウ
年齢 25歳
種族 人
スキル 身体強化
ユニーク 時空魔法
称号 導かれし者
時間 10:54
マップ
アイテム
なし
ずいぶんと簡単なステータスだった。攻撃力とか防御力とかHPとかMPとかゲームならあるだろうと思ったがまったくもって表示されていなかった。
「簡単なステータスだな・・。身体強化はわかるとしても時空魔法ってなんだ?でもまぁマップがあるならここからは取り合えず出れるかもな・・」
先ほどまで心身ともにダウンしていたが取り合えずこの洞窟らしきとこから出ようと頭を切り替えマップを見ながらも出口を求め進む事にした。
それから約1時間くらい歩くと出口らしきものが見えてきた。やっと出れるという嬉しさもあるが歩いてる最中に混乱状態から回復したのかステータスについてわかった事がいくつかある。
1つめは、ステータスは言葉に出さなくても頭に思い浮かべるだけで出せると言うこととマップと思えばマップのみ、アイテムというとアイテムという表示と回収、取り出すというアイコンがでる。試しにナイフを回収と念じると消えてアイテム一覧に普通のナイフと表示された。出す時も念じると手に出てきていた。勿論、時間も個別に出せるのと表示に関しては拡大と縮小がそれぞれ出来て写し出す場所も任意な場所にできた。
2つめは、身体の見た目的な変化があったのはあったのだがスキルにあった身体強化のおかげもあってか一時間も悪路を歩いていたのにまったく疲れがないという事だ。これに関してはスキルのおかげなんだなと未だに現実味はしないが無理やり納得することにした。
そうしてやっとの思いで洞窟らしき場所から外に出られると、太陽の光は浴びられず外は雨でザーザーだった。
「せめて・・せめて天候は雨じゃなく晴れにしてほしかったよ・・」
悲しく呟きながら空を見つつも今度はマップでどこかの町か何かを探そうと画面を拡大して探していると、前にある森っぽい所から人間の悲鳴が聞こえてきた。
「いやぁぁぉぁぁぁぁぁぁ!!」
「うわっ!なんだ?女の子の悲鳴?」
そう思った矢先には身体が動いており雨の中をずぶ濡れになりながらも泥を蹴り全速力で悲鳴の聞こえた方まで走っていくと目の前にはニホンオオカミみたいな獣が15歳くらいの女の子の前にたっており今にも襲いかかりそうな雰囲気だった。
「・・オオカミか?微妙にデカイ気がするが・・それにさっきの悲鳴はあの子の肥えか?」
そうのんきに呟いていたが、とどめとばかりにオオカミは女の子に飛びかかる。
「やばっ!!」
その瞬間、コウキも一気にオオカミにナイフを首に定めて飛び掛かかる。
「いやぁぁぁ!!」
女の子も同時に悲鳴を叫ぶなかコウキは必死に間に合えと思いながらオオカミめがけてナイフを伸ばした。
「とどけぇぇぇぇぇぇぇ!!」
そしてグチャッと生々しい肉らしきものの感触を手に感じながらもコウキはオオカミと一緒にゴロゴロと飛び出した反動で転がっていく。
「きゃぅぅぅぅん・・」
そしてオオカミの小さな悲鳴が聞こえ自分の手を見るとドクドクと生暖かいオオカミの血が流れておりゆっくりとオオカミは息をひきとった。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・間に合ったか・・。」
そう安堵するが心の中では命を奪ってしまった事から生暖かい血を見つめながらすまないと言った。
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