挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
VRMMOの支援職人 ~トッププレイヤーの仕掛人~ 作者:二階堂風都

集団戦と夏休みの開始

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

328/384

ギルド戦・決勝トーナメント実況スレと今後について

750:名無しの弓術士 ID:wn7BLNA
じわーっと離されていくこの感じ……

751:名無しの神官 ID:JPXweYE
悲しくなってくるな

752:名無しの武闘家 ID:6zLp4jV
カクタケア、三分の二くらいのプレイヤーは互角なんだけど
残りの三分の一が負けているというか

753:名無しの重戦士 ID:7ibY5Xk
それ、まんまギルドメンバーの層の厚さの違いだね
サブギルド込みで100人超えのところはやっぱ違うわ
強いプレイヤーを選抜できるもの

754:名無しの神官 ID:7XD2xDw
カクタケアは? Aチームだっけ、これ?

755:名無しの軽戦士 ID:4XPM5wk
サブギルドなしで満員だそうだよ
その割には強いと思うが

756:名無しの魔導士 ID:BufTgAs
現地人の強さはレベル差の割にとんとんだな
装備が良いのか?

757:名無しの重戦士 ID:ebLBh5f
実力差が薄い分、却って崩壊もしないという辛さ

758:名無しの騎士 ID:wLc8WKK
>>756 
鍛冶大国のベリよりも?
まあ、みんながみんなせっせと装備を国軍に供給していたとは限らないけど

759:名無しの弓術士 ID:sYewrDD
>>757
格付け自体は済んでいるのにね……こういう試合、予選であったなー

760:名無しの神官 ID:8VRL7Ey
まだ望みはあるでしょ
カクタケアには応援NPCのバフ込みの突破力があるから

761:名無しの騎士 ID:ET99Piw
どっちにしてもラストアタック頼みか
     ・
     ・
     ・
787:名無しの魔導士 ID:CWYm2mN
ヴァイスが手心加える気が一切なくて泣ける

789:名無しの軽戦士 ID:NPhzbEa
いやー危ないでしょ、ここでちょっとでも緩めると
見た目以上にギリギリだよ、この戦い

790:名無しの軽戦士 ID:mfB87dG
残り五人……

791:名無しの騎士 ID:MC9GNSg
スピーナ凄いなぁ
致命傷を避けながら自己回復で粘りまくってる

792:名無しの魔導士 ID:TUamrrG
うむ、彼には中二臭さ全開な「不死身」の二つ名をあげよう

793:名無しの弓術士 ID:S8kJN93
いらねええええ

794:名無しの重戦士 ID:8iSQAJ7
気功型? 武闘家は場持ち性能高いな
全快なら何かで即死するようなHPじゃないし、意外と指揮官向きなのかも

795:名無しの軽戦士 ID:BeSuL87
拳撃型じゃないかな? どっちにしても、かなりのやり込みを感じる動き

796:名無しの騎士 ID:ucYzH2D
タイムアップー

797:名無しの騎士 ID:MC9GNSg
ここまでか、サーラ……予選順位が覆らなくて残念

798:名無しの魔導士 ID:U8mgVzF
覆ったじゃん、ラプソディと鳥同盟

799:名無しの武闘家 ID:MfeM5nW
一チームだけ勝ってもなぁ……確かに一勝だけでも十分凄いんだけど

800:名無しの弓術士 ID:i46graH
もうちょっと見ていたかったけどな、サーラ
ガチガチに完成度が高いベリやグラドのギルドとは違った良さがあった

801:名無しの弓術士 ID:i46graH
っと、踏んでたか
立ててくる



「……」
「やっぱり悔しいよね? わっち」
「そりゃあな。悪い、何だか読む気力が尽きた……決勝はどうなった? ベリ対グラドだよな?」

 秀平は俺の言葉に少し考え込むような顔をした。
 どうやら頭の中で昨夜の決勝の内容をまとめてくれているようだが……。
 ちなみに準決勝第二試合、グラド帝国対マール共和国の戦いはグラド側の三連勝だったらしい。
 内容は接戦二つに圧勝一つで、結果はこうでも見応えはあったそうだ。
 次スレを軽く流し読みすると、大体そんな感じだった。

「わっちのことだから、各チームの特徴は把握しているんだよね?」
「一応な。それを踏まえるとベリの方が若干有利かな、と思っていたが」
「残念、外れー。大方の予想をくつがえして、グラド帝国が優勝したよ!」
「おおー!」

 手っ取り早くまずは結果から秀平が切り出す。
 それによると、先鋒戦でラプソディがシリウスに敗退。
 ただし明らかにレーヴが不調であり、指揮に精彩を欠いていたという話ではあるが。

「やったじゃないか、ヘルシャたち。にしても、ソルダの話は本当だったのか……」
「え、何それ? わっち、ソルダと何か話をしていたの? 試合終了直後?」
「正解、終了直後。何でもレーヴは打たれ弱いとかで――話の途中で移動になったから、詳しいことは分からないんだけどさ」
「リプレイ見れば分かるけど、俺らとやった時とは別人みたいだったよ。あ、でもそれ以上にヘルシャちゃんたちが強かったのは間違いないから! レーヴの周りのプレイヤーがフォローしてたけど、レーヴが立ち直るまでに挽回不可能な攻めをきっちりしていたもの。良く相手を研究している感じだった」
「だったらレーヴが完調でも、普通に勝っていたかもしれないな。後で余裕がある時に見ておくよ」

 続く中堅戦はスティーリア対明日から頑張るで、距離を取り損ねた明日から頑張るが崩壊。
 最後まで突撃戦法を貫き通し、スティーリアが勝利となったらしい。
 対処法を完全に把握されているのに、それでも勝つのだからあの突進力は本物だ。

「で、最後のルーナ対ソールは……僅か5ポイント差でソールが勝利。それでグラドの優勝が決まったってことになるね」
「5ポイント!? それ、たった一人が相手陣内に数秒入るだけで埋まる差じゃないか!」
「すっげえ試合だったよー。ソールに参加してた兄貴とフィリアちゃんは相変わらず強かったし!」
「鬼に金棒だよな……ソールって元々エース格がゴロゴロいるのに、それに加えて更にその二人だから。むしろルーナがよくったというか」
「興味出てきた? 後で絶対に見なよ。損はしないよ」
「分かった。にしても、そんなに盛り上がる試合が続いたのか……」

 サーラが負けたことは悔しいが、話を聞いていたら何だか少し活力が湧いてきた。
 ギルド戦の結果が分かったところで、次のログイン時にどういう行動をするのかを話しておくことに。

「グラドの地価がガッと上がるんだよな? それから、アイテムの種類増加・高級化と……地価はともかく、そっちは羨ましいな。初級ポーションをもう使わないような層には、恩恵が大きい。既に土地を持っているなら尚更」
「ただ、グラド内でも初心者ゾーンのアルトロワの村とヒースローの町のアイテムは据え置きだそうだよ。あの辺がスタート地点なのは変わらないから。ただ、そのままグラドに留まる初心者は……」
「減るだろうな。レベルとショップ売りのアイテムが全く釣り合わないから」

 そうなると、サーラに初心者の呼び込みをしたいところだな。
 今回の結果で地価が下がる訳だし、色々と考えていることもある。
 是非とも生産寄りのプレイヤーには増えてほしいことろなので、まずはみんなに相談して――

「おお、亘! ……と、秀平。こんなところで何をしているのだ?」
「あら、兄さん……と、秀平さん。偶然ですね」

 別方向から同時に、俺と秀平は声をかけられた。
 顔を上げて確認すると、それは買い物帰りらしき未祐と理世で……どちらも後方に友達を待たせているようだ。
 そして台詞と登場タイミングが被ったことで互いに睨み合う。

「な、何てタイミングで二人同時に……わっち、俺もう帰ってもいい?」
「お前、この状況を放置していくのはさすがに友人としてどうなんだ? 以前も同じような状況で逃げたよな? ……それはそれとして。時々、本当はこいつら仲が良いんじゃないかと思うほどタイミングが――」
「誰かと思えばレーヴに攻撃を当て損ねた魔導士様ではないか! 全く、折角のチャンスをふいにしおって!」
「こんな場面でゲームの話を持ち出すのはどうかと思いますけれど……あなただって、終盤で盛大に大技を外していたではありませんか」
「あ、あれは牽制だから別にいいのだっ! あくまでも突破が優先だ!」
「どうだか。本当は渾身の一撃を躱されてショックだったのではありませんか? 動きこそ鈍りませんでしたけれど――」
「……ま、気のせいかな」

 俺の言葉に秀平が激しく頷く。
 最終的に未祐と理世の友達を含めた集団で公園を出て、そのまま帰宅となった。



「そういやわっち。わっちはトーナメントで何に賭けてたの? 俺は自分の最長移動距離の記録に賭けてたんだけど、1位には届かなくてさぁ」
「ああ、賭けか。俺が賭けたのは、応援NPCの成長率だ。もちろん、対象はティオ殿下で」
「……なるほどねー。つまりドンピシャだった訳だ。相変わらずいい読みしてるよねぇ」

 帰宅の途上、秀平が女子集団のやや後方で俺に話しかけてくる。
 国別の全体順位はやや残念な結果に終わったが、俺たちは決して何も残せなかった訳ではない。
 応援NPCの中で育成期間中、ティオ殿下は断トツの成長率を示し……多数の応援NPCの中で、見事トップの座を獲得していた。
 今後は益々聖女として、また王妹として、サーラの民に慕われる存在になっていくことだろう。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ