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ギルド戦・予選掲示板

【悲しみの】国家対抗・ギルド戦 予選スレ17【ルスト】


TBで開催中のギルド戦、予選について語るスレです。

スレはマナーを守って正しく使いましょう

次スレは>>930が宣言して立てること


345:名無しの魔導士 ID:KV9RNfN

やったぜ、初勝利ぃぃぃぃぃ!!


346:名無しの重戦士 ID:9VYhDya

壁を壊すタイミングが難しいよね


347:名無しの弓術士 ID:mWy3dQP

防御が上手い相手だと、空いた壁までしっかりカバーしてくる

で、じわ押しされて判定負けと

もちろん防衛線が横に伸びるから、突破できなくても無意味ってことはないが


348:名無しの騎士 ID:xYQ28eX

>>345

え、今頃?


349:名無しの武闘家 ID:FfJRyHL

忙しくて参加できなかったのか?


350:名無しの魔導士 ID:KV9RNfN

>>349

いや、普通に初日から参加しているよ?

だって通算成績が昨日で1勝23敗だもん!


351:名無しの軽戦士 ID:3QNztz4

だもんって、弱すぎるだろ……

それだとレートもかなり下なんじゃ?


352:名無しの魔導士 ID:KV9RNfN

相手もこっちもミスだらけのグダグダマッチだった!

ある意味いい勝負だったぜ……ふぅ……

そんなレート帯ということで、まあ、察してくれ

ついでに私はスレタイで言うところの、悲しみの国所属なので


353:名無しの神官 ID:QRkjKAa

本当、ルストはどうしてあんなことになってるんだ……


354:名無しの魔導士 ID:KV9RNfN

土が良過ぎるのがいかんのですよ

周り生産者ばっかり




「ちょっと、シュウヘイ! この内容では全然役に立ちませんわよ!」

「お、落ち着いてマリーっち! まだ、もう少し読めば良い情報がきっとあるって!」

「自分たちと違うプレイスタイルの人たちのお話って、面白いですねぇ。静さんはどう思います?」

「お嬢様もこの方たちほどとは申しませんが、もっと心に余裕をお持ちになられた方がよろしいかと」

「シズカ、あなたねぇ!」

「大事な情報というものは、案外何気ない場所で見つかるものです。お嬢様には、それをしっかりと掬い上げる目を養っていただきたいと、はばかりながら申し上げます」

「ぐぬっ……」


 静さんのド正論にマリーが黙る。

 まぁ、正直この先に有用な情報があるとは限らないのだが……。

 ともかく、見てみようじゃないか。

 最新のレスまではそれなりに量がある。




387:名無しの軽戦士 ID:uyuDMSJ

そういえば、単独突破で旗を奪った人っている?


388:名無しの神官 ID:47Jmj5A

>>387

それはどういう状況で?


389:名無しの軽戦士 ID:uyuDMSJ

砦内に思いっ切り押し込まれて、

最後の抵抗で野戦ゾーンを駆け抜けたのよ、一人で

防御がもたないのと目立たないように一人だったんだけど、

まずは敵砦の壁に見つからないように張り付く

で、リスポーンしてくる敵が途切れるのを見計らって、

潜入してゲット! って感じだった

長文失礼


390:名無しの重戦士 ID:EciaedH

それは凄い……どんな気分だったよ?


391:名無しの軽戦士 ID:uyuDMSJ

正直、脳汁出まくりだった

心臓もバクバク

最後までもたせてくれた味方に大感謝


392:名無しの武闘家 ID:FfJRyHL

ウチは野戦ばっかだったけど、そういうのもあるのか

押し込んだ時は見張りを立てた方がいいかもな、砦入口と旗の前


393:名無しの騎士 ID:xYQ28eX

砦内って結構入り組んでいるからね

上手くやればそういうこともできるみたいだよ

もちろん、野戦で押せるならそっちの方が良いんだけど


394:名無しの軽戦士 ID:a55ye6Q

砦内を罠で一杯にしておくのも悪くないよ

何戦か当たった相手だと警戒して砦に入って来なくなるから、

その間に体勢を整えたりも有効


395:名無しの魔導士 ID:rQs3JeY

あー、そういえば複数回戦ったギルドもあったなぁ


396:名無しの弓術士 ID:x8HYFnf

さすがにギルドはプレイヤーほど数はないし、

活動時間帯が近いと被るよね


397:名無しの弓術士 ID:GVyHUWE

段々と互いに人読みするようになってきて、それはそれで楽しかったり




「あ、これは使えるんじゃないか? 極々当たり前の、そもそも事前にやろうと思っていたことだけど」

「人読み、つまり相手の癖を掴むということですから……戦前の情報収集ですわね?」


 マリーの言葉に俺は頷いた。

 やはりこれくらいは気付いていたか。


「確か、公式サイトで予選の試合を何戦か運営が上げていましたわね。それでしたら、対戦相手のものは見ておくつもりでしたけれど。高レート帯のギルドは、大抵リストの中にありましたから」

「対戦相手に限らず、なるべく多くの試合を見ておくのをお勧めするぞ。自分たちにはない戦い方とか、劣勢の際の砦の使い方とか、参考になるから」

「ああ、それはいいですね。ボクたちシリウスの戦いって、不思議と大勝か大敗ばかりで――」

「……ツカサ」

「あ、はい! 失礼いたしました! 黙ります!」

「マリーっちの睨み、すげえ迫力あるなぁ……え、えーと、もう少しだけ続きを見ようか?」


 秀平が引きつった笑みでタブレットを渡してくる。

 俺はそれを受け取ると、掲示板の続きに目を通した。




412:名無しの弓術士 ID:eFNVnmH

そういや、応援NPCの特殊スキルを見たって人いる?


413:名無しの武闘家 ID:VL6VZUp

何それ、全然知らん


414:名無しの神官 ID:QWwAxtu

正直、応援NPCは見るだけで嫉妬で胸が痛むから嫌なんだが……

どんなの? それ

全キャラ共通?


415:名無しの弓術士 ID:eFNVnmH

いや、キャラクターによって色々

大抵は現地人の兵士に全体バフがかかるとかなんで、

現実でいう戦意高揚効果みたいな?


416:名無しの軽戦士 ID:CzyrBba

マジかよ、強いじゃん


417:名無しの魔導士 ID:kFMtrbm

まあ、現地人の数が多いほど有用だよね

それでもプレイヤーみっちりのラプソディが1位なんだから、

応援NPCが必須ってことはないんだろうが


418:名無しの神官 ID:QRkjKAa

強いよね、プレイヤーだけのチーム

ラプソディは別格としても、現地人多めよりも安定感がある気がする


419:名無しの武闘家 ID:FfJRyHL

俺はもう本戦は観る側に回ることが決まったようなもんだから、

応援NPCを一杯見たいんだがな


420:名無しの騎士 ID:s5zmxyk

そういえばそろそろ予選も終わりか

今回も累計報酬のスキルポイントの書を回収して終わりだったわ……


421:名無しの騎士 ID:WpeZyeD

俺もそんなもん


422:名無しの魔導士 ID:FVBF3y5

一回だけ序盤で強いギルドと当たったけど、

レベル差・装備差以上にプレイヤースキルの差が酷くて絶望したなぁ

ちなみにそのギルドですら国別10位止まりというね


423:名無しの武闘家 ID:AQDrzn3

僕は序盤で勇者ちゃんと本体を見られたんで満足です、はい




「そういえば、師匠たちも応援NPCを確保できたのですか?」

「も、ってことはシリウスは確保できてんのか。俺たちのところにもいるよ」

「応援NPCの使い方も大事ですわね。何と言いますか、取り立てて劇的な改善案のようなものはありませんでしたけれど、頭の中が整理されたような……やりますわね、掲示板。今までは噂や情報の確認にしか使っていませんでしたけれど、見直しましたわ」


 マリーが何度も頷きながら掲示板の存在を褒めている。

 確かにその通りで、掲示板というものは現状確認にうってつけである。

 結局本戦までの短期間で必要なのは、対戦相手の情報収集と自分たちの戦術の完成度を上げることだ。


「ありがとう、シュウヘイ。中々に実りのある時間を過ごせましたわ」

「いやいや、なんのなんの」

「ワタルもありがとう。帰ったら動画のチェック、してみますわ。自分たちのリプレイを見直すのも悪くないわね」

「ああ、俺も話していて色々と再確認できたよ。本戦で当たるかどうかは分からないけど、お互いに頑張ろうな」


 それからしばらく雑談に興じ、食事も済んでその場はお開きとなった。

 しかし別れ際に、マリーが俺たちにこんなことを言ってくる。


「お二人とも、来週のご予定をお聞きしてもよろしいかしら?」

「うん? 特に用事は入っていないけど。秀平は?」

「課題も終わったから、割と完全無欠に暇だけど? 何かあんの、マリーっち」

「実は、一緒に行く予定だった友人にキャンセルがありまして。もしよろしければ、わたくしの避暑地にご同行願えませんこと? あの猪女と、ワタルの妹さんも一緒に」


 その提案に、俺たちは思わず顔を見合わせた。

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