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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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正友

 昔から一緒のあなた

 ずっと一緒だと話し合って、

 笑い合った

 私とあなたはずっと一緒

 何があっても切れない糸で繋がれてる


 あなたが笑いながら、流行りの動画を見せてきた

 私はあなたと一緒に笑った

 あなたが動物のドラマを見て泣いていた

 私はあなたと一緒に泣いた

 あなたが美味しいと食べるパンケーキを

 私も美味しいと食べた


 私はいつもあなたと一緒

 いつだって、

 いつまでも

 それが友達でしょう?


 大丈夫、私はちゃんと友達

 あなたの友達

 あなたを慈しみ、あなたを大事にする、

 あなたの親友

 ちゃんと私は友達をやれているでしょう?


 あなたが笑いながら、流行りの動画を見せてきた

 なんで流行っているのか分からないけれど、きっと面白い物だ


 あなたが動物のドラマを見て泣いていた

 なんで泣いているか分からないけれど、きっと悲しい物だ


 あなたが美味しいと食べるパンケーキを

 こんなもの健康に悪いとしか思えないけれど、それでも食べるのが美味しいという事なんだ


 私はいつもあなたと一緒

 いつだって、

 いつまでも

 そうだったでしょう?


 どうして、どうして、そんな顔をするの?

 私は知っているよ、

 あなたがその顔の時は悲しい時のものだ

 私は知っている、あなたが笑う影にその表情があったことを


 私はいつもあなたと一緒

 いつだって、

 いつまでも

 例え、それが命を落とすその時でも、


 あなたがそんな顔をしているから、

 私もそうするの、

 二人で同じ顔をしながら、

 二人で同じように飛ぶの


 「どうして、あなたまで」

 その言葉は初めて聞いた

やっぱり自分を偽らなくてもいい相手というのが

真に友人と呼べるのかもしれません

でも、親しい友人ほど

よく見られたいものです

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