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一日一詩  作者: 時ノ宮怜
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神也

 音が響く

 天より響いて地に轟く

 近く行くものに畏怖を、

 遠く行くものに信仰を

 世界中に届く、

 その名を

 全ての空にて


 空が知る

 大地が知る

 空気がいななき

 人が見る


 光を

 空を駆ける光

 雲と雲を遮那王の様に

 暗闇を駆ける

 人を恐怖に誘う

 ツングースカ


 轟音を

 どこまで離れようと聞こえる

 人に存在を主張するように

 誰にも否定させない

 クラカタウ


 破壊を

 すべての者に等しく破壊を

 水すらを壊し

 空気を割く

 自然に置いて、もっとも小さき

 恐るべき破壊を

 人々の言語すらをも破壊し

 塔を崩壊させしモノ


 16番目の破滅を


 その名を口にせよ

 私を呼べ

 称え、崇め、恐怖し、

 それでもなおと口にせよ


 私が、そうと定めた

 この世界の法則

 私が、そうと定めた

 それこそが最も強きモノ


 私の名を呼べ

 すなわち、

 かみなりと

雷がなっていて、一番に怖いのはデータですよ

日本人やっていて、最も怖い災害は津波かもしれないけれど、

最も身近な災害は地震かもしれないけれど、

最もダメージの少ないけど嫌な災害は雷ですよ

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