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クラン結成

あのあとディアが鐘の音にパニックなった人に踏みつぶされそうになった子供を助けたり、怪我をした人を地下室まで運んでいたらしい。子どもの親を見つけたら、市内で【商人】が戦っていたという話を聞き、現場に行ったが、もう俺は運ばれた後だったらしい。で散々したという話だった。


「悪かった」


「ふん」


ディアは不機嫌だった。これは長引くな~

そういえば言い忘れてた。


「ディア」


「・・・なんだ?」


「その鎧似合っているよ」


母さんによく、女の子がおしゃれをしたら、ほめなさいって。ディアは前のフルプレートタイプではなく、要所要所を守るタイプになっていた。


「こ、これは、おしゃれとかそういうのではなく、動きやすいから選んだのだ。勘違いするなよ」


そういうディアは顔を真っ赤にしていた。


「そんなこと言ってないで、行くぞ」


ディアは滅茶苦茶足が速かった。


そうこうしているうちに質屋についた。

しかし、中はテーブルと紙が一枚残されているだけだった。


「なんて書いてある?」


「えっと、『モンスター討伐ご苦労様でした。この町を救ってくれたお礼としてさしあげます』だそうだ。よかったな」


あの商人も知っていたか。これは町中の人に知られているかもな。


「ディアはいいのか?」


あの時は怒りをにじませていたが、今は普通だった。


「ああ、あれから考えたんだが、所有者がいない物に一々文句言うのもどうかと考えなおしたのだ」


よかった。これで怒ったら、どうしようと思ったが大丈夫そうだ。


「それでレギオンを手に入れるために全額渡してしまって、今所持金ゼロなんだ」


「それはまずいな。今日の宿代は払っているが・・・」


「ああ、だからクランを作り、お金を稼ごうと思うんだが?」


「よかろう。では、行くぞ」


ディア、ギルドは反対の道だよ。



ギルドに着いたが、行列の長さに唖然とした。


「どうする?少し時間をつぶすか」


「こっちは空いているぞ」


ディアが指したところは空いているどころか、誰もいなかった。

その理由は、受付嬢をみてわかった。長い髪で顔がよくわからず、おしゃれとは言い難い服装で、肌は透き通っていたが化粧はしていなかった。

まぁ、空いているからいいやと思い、彼女に頼むことにした。


「あのーすいません」


「・・・何?」


どうやら愛想もよくないようだ。


「これの申請をしたいんですけど・・・」


「・・・わかった。文字は書ける?」


「いや、でも相方が」


「私が書こう」


受付嬢から書類を貰い、ディアはすらすれとうめていった。

本屋で少し文字の勉強をしたが、ほとんどわからなかった。


「名前・・・」


あっそうかクランの名前を考えないといけないのか。でも俺はこの世界来たばかりでどんな名前がいいのかよくわからん。よし。


「クランの名前はお前が決めてくれ」


「いいのか?」


「ああ」


ディアは書き終わり、受付嬢に渡した。


「・・・じゃあ2万ファーを」


えっ?金いるの?やべ1ファーもない。


「あの実は金が」


「・・・グランドマスターから受け取っているので受理します」


もうちょっと早くいってほしかった。


「・・・鑑定はする?」


「ステータスオープンだ」


「お前、それ二度と言うな」


ディアがささやいてきた。それ忘れかけてたのに。


「・・・初回無料」


「せっかくだし、診てもらおう」


「俺はいいよ」


俺、モンスター5,6体しか倒してないし。


「・・・初回無料」


カウンターから受付嬢が乗り出し俺の腕をつかんできた。こいつ以外とあるな。


「・・・ショウなにをやっているんだ」


ディアが起こっているやばい。


「診てもらう。診てもらうから離せ」


そう言うと受付嬢は腕を離した。


「・・・じゃあ、こっち。ついてきて」


ここでやらないのか。


少し歩いて、「鑑定室」と書かれたところで止まった。


「・・・まずはそこ娘から」


受付嬢はディアを指した。


「では、行ってくる」


ディアが部屋に入って数分経ってから、出てきた。


「・・・次」


俺は鑑定室に入った。部屋の中は窓はなく椅子が2つに机が1つ、まるでテレビで見た、取調室みたいな部屋だった。


「それじゃあ、おねがいします」


「・・・脱いで」


は?なんだって?


「・・・上、脱いで胸に耳をすませないとできない」


えっ?鑑定そういうものなの?


俺はいわれた通り上を脱いだ。すると受付嬢は俺の胸に耳をあてた。


「≪アプレイザル≫」


すると机にあった紙にすらすらと何か、書き始めた。


見てもいないのにあんなスピードで書くことができるなんて俺は少し関心していた。


数分後ペンが止まり、俺に紙を渡してきた。


「ありがとう、じゃこれで」


俺は服を着て出て行こうとすると


「・・・わたしメアリー」


急に喋ったのでビクッとした。


「お、おう。ありがとなメアリー」


俺は礼を言い鑑定室を出た。

















「ふふふ」



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