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SID OUT  作者: 2M
1/8

1:かrは人か:前

とある街に中学校あり 別に不思議なことは無し

廃校でもない限りそこにいるのは生徒と教師 別に可笑しなことは無し

そこにいる人々は 学び 遊び 最近では人の道を外れることも 別に珍しいことは無し


さてここに生徒一人 階段の踊り場に倒れる男子あり

べつに『男子』のままでも良いのだが 語るためには『木月(きづき) 斗守(ともる)』と呼ぶべきか


その状況は異質である種の凄惨だった

彼の上には机の山 その数ぱっと見100ちょっと 一クラス32~35人が3クラス 一学年分の机の下敷きとは痛々しい 赤いの流れてるし

階段の上には同学年の生徒か 男女入り混じり見物といったところ

椅子を投げ捨てるものがいるのは つまりそういうこと なんともまぁ

最後は皆笑顔で去っていった いやいやいや


斗守の意識は消えかけていた

もはや 悲しみ無く 憎しみ無く


最初から 悲しみ無く(そんなものは) 憎しみ無く(そんざいせず)


死の淵にあって穏やかな彼の目には


「―――」


なんにんかの ひとのあしが みえた



二月後の大通り 学生賑う時間帯

道に面した商店街に 2tトラックが投げ込まれた


投げ込んだのは異形の姿

されどその者は人間だった

先日投稿したものの本編です

苦情の一つでも言っていただけたら幸いです

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