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第87話 尾張の悪役令嬢様との思い出(70)
しかしだ! 流石に織田信秀も日輪さまの落胤らしいと噂のある豊臣秀吉と、源氏の血は流れているが分家の、分家の分家である松平家とでは家と血筋が違うから。
いくら織田家も平家の分家の、分家の分家だとしても、豊臣秀吉と徳川家康を天秤にかければ、やはり猿に武がある。
まあ、織田信長も、俺の前世の世界でも木下藤吉郎の台頭と共に尾張と美濃、紀州を手に入れ、越前を牽制しながら六角を討伐し、追放して、京へと昇り織田家の旗を掲げる訳だから。
織田信秀の立てた策は的を射ている訳だよ。
でもなぁ! あのクソビッチも忘れているが!
その後は俺、徳川家康が率いるヤンキー集団の岡崎衆の武力がなければ織田信長の天下布武の事業も頓挫した可能性があることを忘れるんじゃねえ、ぞ!




