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第74話 尾張の悪役令嬢様との思い出(57)
しかし吉姉さまは、将来日ノ本を蹂躙する可能性がある《《第六天の魔王》》、《《織田信長》》だから、いくらラブコメの女神さまが幼い俺のために用意してくれた純愛……感動的なワンシーンを直ぐに破棄して、あの魔王は!
天女さまから魔王さまへと急変するから!
俺は《《第六天の魔王化》》した吉姉さまの恐ろしい容姿を見ていつも驚愕すれば。
「何が~、えっ! だ。竹千代! いつもでも寛ぎ横たわっているじゃないよ~! このクソたぬきが~! 死ねぇ~!」
《《尾張の悪役令嬢さま》》が幼い俺のことを見下ろしながら憤怒! 怒声を吐けばね!
《ドン!》だ。
俺の腹部の溝内へと手入れの行き届いた《《尾張の悪役令嬢さま》》のカモシカのようにすらりと伸びた──綺麗な足が力強く踏み込まれるから。
俺は「うぷっ!」と変な声を漏らして、その後は「おぇ~」と嗚咽……。
そう俺が先ほど《《尾張の悪役令嬢さま》》から甘々と頂いた愛情が篭っていると思っていた夕飯は、幼い俺の小さな口から全部吐き出されて、その後の俺はテンプレ通りに。
「痛ぇ、痛ぇ、痛ぇー!」




