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第490話 尾張撤退! そして戦場での再会を誓う!(4)
泰長が叫ぶ。
「若! あの二人はセットで危険です! 藤吉郎は姫武将です! 吉法師姫を寝取ったんですよ!」
(いや、違うんだよ……! でも説明できねぇ……というか? もういい! お前ら二人も知っていて言うな! 頼むから尾張とも仲良くしてくれ……)
まあ、俺の気持ちはこうだが。
ガンのつけ合い、飛ばし合いをして唸る、吉法師姫と泰長には届かないだろうな。
◇◇◇
吉法師姫が振り返る。
「竹千代! 次に会う時は──《《戦場》》じゃだからね!」
藤吉郎も続く。
「竹千代殿! 拙者も戦場でそなたと勝負するでござる!」
二人は颯爽と駿府城の庭を去っていった。
風が吹き抜け、尾張の影が消える。
氏真姫が俺の前に立つ。
「あなたさま……。尾張の二人、好き勝手していきましたな……」




