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第466話 猿の姫名は朝日姫だってぇ!(7)
俺が男装の麗人──藤吉郎が、徳川家康公の奥方の一人【朝日姫】だと聞き。
『こいつも俺の将来の女房じゃないか~~~!!』
俺が脳内で絶叫をあげ、頭を抱え、困惑していると。
氏真が薄ら笑いを浮かべつつ、俺がさらに困惑することを告げる。
「あなたさま……! あの藤吉郎は……吉法師姫の新しい恋人のようですね~!」
泰長が怒りで震える。
「若! あの二人はセットで危険です! 藤吉郎は姫武将です! 吉法師姫を寝取ったんですよ!」
元景が心配そうに俺の背中をさする。
「竹千代くん……怖いなら、私の胸に顔を埋めていいよ?」
「埋めない!」
氏長が蹴り倒す気満々で構える。
「松平! 蹴り倒すから覚悟しなさい! ……あ、尾張の二人も蹴り倒すわ!」
正綱が震えながら言う。
「竹千代さま……尾張の姫さま、怖いです……」




