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第426話 サッカーしてみる? (1)
「サッカーやるって、あなたさま……本当に言っているのでございますか~?」
俺の言葉に、今川氏真が、まるで信じられないって顔でこっちを見てる。
「人数も集まらないと思います~、そのうえ、ルール説明とか面倒で気だるいんですわ〜」
プイッとそっぽを向くその態度──悪役令嬢のツンツン全開すぎて笑う。
「氏真、お前がどうしてもサッカーやりたいなら、俺が令嬢たちにルール教えてやるぜ?」
ケラケラ笑いながら言ったら、案の定──素直に甘えてこない。
「別にわらわはサッカーなんてしたくもございません! あなたさまが~、わらわと遊びたいだけでございましょう~?」
背を向けて悪態つくその姿、まるで天邪鬼のみたいだ。
俺は《《あの時》》──苦笑いしつつ、ツンツン拗ねたアイツに大げさに手を合わせて頼んだ。




