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第397話 以前と余り変わらない気が? (17)
だから夕暮れの風鈴の音が中庭に響き、緊迫した空気を一層際立たせている。
俺は主を今川氏真へと貸し出し、レンタルしてやった服部半蔵に天罰を下すと決めていた。
俺を氏真たちに売った半蔵の奴の身ぐるみを剥ぎ取り、逆さ吊りの刑に処し、いやらしく弄んでやると荒々しく告げたその言葉が耳に入るや否や、朝比奈泰朝は今川氏真よりも先に嫉妬に狂い、殺意を剥き出しにして俺に襲いかかってきた。
「やめてくれ! 助けてくれ! 俺に酷いことをしないでくれ~~~! 泰朝~~~! 俺はただ今川家のことを本気で思っているだけだ。御多忙な御方さまの代わりに、お姉さま達を癒しているだけで……遊びだ、遊び~! 火遊びと言う名の男と女のラブゲームを楽しみ、満喫しているだけなんだ。だから許してくれ、堪えてくれ、泰朝~~~!」
(お願い)
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