第1話 前世からの女性? (18)
……ん? 何だよ。この人は、本当に……
先程から赤の他人の俺に、本当に馴れ馴れしいよ。
だってさ、赤の他人のそれも女神様に、俺は溜息を漏らしなが貴方はと、軽々しく呼ばれたくはない。
特に相手は、あの……あのね、の……
あっ? ごめん……
俺もこれ以上は、話さない方が、いいみたいだね。
だって仮にも彼女は、女神フレイヤ様だから。
これ以上は、俺の口から蔑視べっしするのは辞めておくよ。
だって彼女は女神様で、女性でもあるから。取り敢えずは、独り言は辞めて、また彼女と話しを進めるよ。
「……ん? いや、俺のこの容姿も、此れは此れで、悪くはないなと思っていたら。思わず笑いがこみ上げてきただけだよ」
まあ、俺は、こんな感じでね。何も気にもしていない素振りで、彼女に話し掛けたのだけど。
「ふぅ〜ん、そうですか? 余り一人でニヤニヤとして微笑んでいると、周りに居る者達が、気持ち悪がりますから、辞めた方がいいですよ。貴方……」
と、俺の足を掴みながら、先程まで泣いてた筈の女神様……もう気付けば泣き止んでいるようだよ。
まあ、それだけならいいけど。俺にいきなり悪態もついてくる始末なんだ。
う〜ん……俺、そんな様子の女神様を見ると──もしかして彼女の嘘泣きに、俺は騙されてしまった?
と、思うとさ、何だか妙に俺自身も腹が立ち、イライラしてき出したよ。
だから女神様に、少しばかり文句を述べる事に決めた




