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第1話 前世からの女性? (1)

「なんだよ、これは?」


「…………」


「おい! 何とか、言えよ?」


「……し、知りません……」


「あのな、お前? 知りませんじゃ、ないだろう? 知りませんじゃ?」


「…………」


「お前? 何を無視している……。それよりも、俺のこの容姿、どうしてくれるんだよ? おい! お前! 頼むからなんとかしてくれよ……」


 俺は今目の前にいる女性に対して憤怒しながら、不満をあらわにしにして、荒々しい声色で苦情を述べている再中なのだよ。


 だって、俺自身が本当に目の前の女性に対して、憤怒して頭に血が上り、今にも火山噴火のように爆発をしそうなのだ。


 目の前の女にムカついて、ムカついて、二回も同じ言葉を漏らすほど、憤怒している訳なのだよ。


 だってさ? 目の前の女性は俺の事を人間(ひと)ではな物に変えてしまった。


 それもさ? 見た目容姿の格好良い者や可愛い物に変身をさせてくれたのなら、俺自身も全く文句はないけれど。


 俺を大変に不気味な容姿の生物に変化させたのだよ。


 それこそ、何処かの童話の話しのカエルの王子様のように……。


 と、言う訳だから、俺自身は大変に困っている訳で……。


 俺の目の前に居る女性に、元の容姿に戻せ! と、憤怒しながら|叱咤をしている訳なのだ。


 う~ん、でも? 俺の目の前に居る女性は。


「いいえ、何度、申し述べられても、無理な物は無理で御座います……。それに浮気者には、それぐらいの容姿の方が丁度お似合いだと思いますから、(わたくし)自身は全く治す気も御座いません……。そのままで、一生いなさい、あなた……」


 まあ、何かしら俺に対して、目の前の女性は、良く解らない事を告げ。俺のこの不気味な容姿を治す気は全くないのだと、生意気な口調で告げてくる。


 それも彼女自身の腰に両手を当てて、上から目線──。


 それこそ? 学校の教師みたいに、俺の方へ自身の指をさしながら、一丁前に講釈迄垂れてくるのだ。


 だから俺は本当に目の前の女性に対して、苛立って仕方がない……。


 まあ、俺自身、そう言う訳だから、目の前の女性に対して。


「はぁああああああっ! お前──! いい加減にしろよぉおおおおおおっ

 !」


 大きな声で怒号を放ってやったのだ。


 俺自身が、目の前の女性に対して、苛立ちを覚えて仕方がないからね。

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