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再:梅12「ふわふわ」「最後尾」
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◇ふわふわ
これをどうしたものか。黄色のふわふわした丸い物体が、私の後をずっとついてくる。小さなそれは、浮遊していたかと思うと、ポンポン跳ねたり、くるりと回転したり、見ているとなかなか愛嬌がある。
「ふわふわ」
適当な名前で呼び掛けると、子犬のように喜んで私の胸に飛び込んできた。
◇最後尾
お目当ての店に着くと、少しばかり行列が出来ている。列の最後尾へと歩いているうちに、いつのまにか、私はどこかのステージの上にいた。
「最高尾コンテストにようこそ! さぁ、あなたの最高の尻尾を熱く語ってください!」
私は渡されたマイクをギュッと握りしめる。何か言わなければいけないようだ。
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