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再:梅11「沼」「読書」
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◇沼
今、私は膝下の半分あたりまで沼に浸り、たたずんでいる。沼の近くを散策していて、なぜかこうなった。
吹いてきた風に草がそよぐ。
これで済んだのだ、運が良い。
探していた答えを身をもって知った。
岸へと少しずつ足を進める。心に絶望を抱えたまま沼の淵に近寄ると、時としてこのような事が起こる。
◇読書
私は木陰で読書をしながら、いつのまにかうたた寝をしていた。
ふと、目を覚まして隣を見ると、見知らぬ犬が姿勢を正して座っている。
「何か御用?」
私が声をかけると、犬はにこやかに言った。
「余計なお世話だとは思うんだけど。貴方が以前から読んでるその本、なかなか1ページから進まないね」
Tw140文字小説




