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武道の身体操作で固い木製板をブチ破るには

 固い木製版を割ることは、振りかぶって手をハンマーのように打ち付ければ割と簡単にできる。


ただ、ケガをするので真似をしないようにしていただきたい。


力任せにやると、エネルギーが同じだけ自分の作用点の周辺一帯に返ってくる。


つまり手を骨折するかも知れない。怖い話だが、素人が人を殴るとよく骨折する。



 「武道の身体操作で」という場合には、勝手が違ってくる。



 武道の究極にあるのは、身体の調和である。



 これを究めれば、華奢な体つきの女性でも、強化ガラスをブチ破ることができる。



 ちょっと古い話になるが、卓球の平野選手など、スポーツ選手でこの武道の身体操作を取り入れる方もいる。


 ストイックなキャラクターの方が多い。



 平野選手が、歩く姿を見ると武道の身体操作がハッキリと感じられた。



 ヒョウのように、身体全体がうねるように機能して、動きが淀みなくなめらかなのである。



 このうねるような動きが、筋力に依存しない動きを可能にする。


 そして何時間練習してもケガをしない動作なのである。



 人間の身体には骨があって、関節を中心に円運動をする。


 だから関節を中心にした動きをすることが、生まれたときからの常識になってしまう。



 これを変えていくことが最も重要になる。



 円運動の中心を、骨の中心にするのである。



 腕なら、上腕の中心と、前腕の中心を動かさずに動作してみるだけで、負荷がないことがわかるはずだ。



 それに対して、肩と肘を中心に動かすと、すぐにパキパキ鳴りだすかもしれない。



 関節が音を立てるとき、小さな空気爆発が起きている時もある。



 この動作を続けると、骨が細かく砕けていく。



 武道の身体操作は、自分の身を守る効果もある。


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