表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【透視チート】会社をクビになった俺、ダンジョン配信でバズって人生逆転する  作者: 音有五角
第三章「新パーティー結成」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
98/111

ダンジョン依存症?

(おぉ。この人、すごい守りが硬いな。Cランクどころか、もっと上のところでも、余裕で通用する硬さじゃないだろうか……?)


 ユーマの配信を見ながら、マモルの戦い方に影山は関心した。

 大きな盾を武器に前へ素早く出て、槍と盾の武器を使ってくるリザードマンを相手に、ターゲットをしっかり集め、安定してガードしている。

 おかげでユーマは後衛から、氷の攻撃魔法を放つことに専念することが出来た。

 しかしCランクダンジョンということもあって、リザードマンは盾でマジックガードをしたりと、戦闘時間はやや間延びしている傾向がある。

 この辺りは2人なので、仕方ないのかもしれない。

 リザードマンを何体か撃破し、周りに敵がいないのを確認した後、ユーマは話を切り出した。


「驚いたぜ。すげえ防御力だな、マモル先生。リザードマンの攻撃にビクともしねぇ」


「ああ。守りは任せてくれ」


「けど、カウンターとかはあんましないのな。武器も盾だけだし。守り重視のスタイルってことか?」


「あー……まあ、な」


「なんだよ、言いづらそうに」


「俺は、かなりピーキーなステータスをしているんだ。攻撃力は、たった9しかない」


「9!? めちゃくちゃ非力じゃねーか……」


『ひっく』


『そんなステータスあるのかよ』


『これがマモルさんです……』


『でも、守りはすでに上位探索者レベルだよな』


『極端な性能だなぁ』


 体が大きいのに、ものすごいギャップであった。


「ああ。守りには絶対の自信があるんだが……ダメージソースとしては、期待しないでくれ」


「りょーかい。って言っても、俺も火力は自信ねーんだよな」


「有名だったから、配信は見たことあるが。ユーマくんはどちらかというと、オールラウンダーといったところかな?」


「まぁな。回復魔法とかも多少はできるくらい、色々出来るんだけどよ。秀でたものがあるわけでは、ないんだよな」


「だが、ユーマくんはよく周りを見ていて、立ち回りを変えてくれる。パーティーを作ったら、リーダーポジションが良いかもしれないな」


 ユーマは前のパーティーだと、リーダーポジションではなかった。

 なので、そういった立場に憧れが少しある。


「俺がリーダー……へへへ、いや~、まあ、その時に集まったメンバーがどうしてもって言うなら、やってあげてもいいかもなぁ~。ちょっと嫌だけどさ~!」


『めっちゃやりたそう』


『嫌だけどさ~(嫌じゃない)』


『チョロいな……』


『でも実際、即興のニキとも連携とれてたしね』


『ネオファンキングがリーダーのパーティーかぁ』


壁破壊ニキ『応援してます』


『っ!?』


『ニキさん!?』


『ニキも見に来てたのか』


 お、とユーマは声を上げた。


「サンキュー、ニキ。また会おうな!」





 夕食を摂り終えて、19時を過ぎた頃。

 タワマン利用者が扱えるトレーニングルームへ行き、素振りやドライファイアをして鍛錬をしていく。

 戦闘をイメージして体を動かすたびに、武器を操作する感覚が神経に染みわたっていくような、心地の良い感覚だ。

 スポーツの試合と基礎練習の違いのごとく、こういった動作の練習も重要だと影山は考えていた。

 実践で積める経験と、現場を離れてコツコツ練習して得る経験とは、性質が異なっている。


「ふぅ……なんだか、休んでいてもダンジョンのことばかり、考えてしまう」


 午前は飛行と道具の調整。その後は休んだり、ダンジョン配信を漁り、夜は黙々とトレーニング。

 そして気がつくと、ダンジョンへ潜りたいという欲求が湧いてきた。


「モンスター狩りたいな……戦いたい……」


 バトルジャンキーな影山であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ