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「僕の部屋は選ばれし場所?家具娘たちと過ごす不思議な日常と、ちょっと苦めのコーヒーを。」  作者: メガネ3353


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変な声出すな!

「……これ、ほんとに取っていいんだよな?」


目の前のリブリアが、ほんのり赤くなった頬で、こくりと小さく頷いた。

制服のストライプ模様に並ぶ無数のタイトルの中から、目的の本を見つけた俺は、

ゆっくりと手を伸ばした。

指先が、スカートの端あたりに書かれた『実例から学ぶ市場分析』の文字に触れる。


──その瞬間。


「っ……♡」


リブリアの肩が小さく震え、短い吐息が漏れた。

耳の先まで真っ赤になり、

「は、はい……どうぞ、ご主人様……」と小さな声で呟く。


「……いや、これ、マジで変な感じだろ……。」

思わず心の中で呟いた。

目の前の女の子から、本を取り出す。

しかも、スカートのあたりに手を伸ばして、じっと見つめながら──

これ、完全にアウトじゃないのか?

でも、必要なんだ。

資料が必要なんだ。

仕事なんだ。


意を決して、ゆっくりと指をかけ──本の背表紙を引き抜く。


「っ……あぁ……♡」


「こ、こらっ!変な声出すな!!」


思わずツッコミが飛び出した。

リブリアは顔を両手で隠し、肩を震わせながら「す、すみません……」と小さな声で呟く。

でも、彼女の太もものあたりはほんのり赤くなっていて、

肌が薄く震えているのが分かった。


「……はぁ……。」

深くため息をつく俺の背中に、また刺さるような視線が突き刺さる。

振り返ると、シトリがじっと睨むようにこちらを見つめていて、

クッカは小さく笑みを浮かべながらも、どこか冷めた目をしていて、

ネムは「ご主人様、えっちですねぇ~」と笑いながら、

でも声のトーンは妙に低くて、寒気がした。


「……どうしろって言うんだよ……。」

資料を手に、俺はぐったりとその場に座り込んだ。

もう勘弁してくれ、マジで。

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