75、十一月十八日 ★
今週もやってまいりました!浪人日記の更新です!
と、その前に。
電車内で更新しようとしたところ、ホームに赤字が書かれておりまして...。
感想書いてくださった方がいらっしゃったのかな?と思ったのですが、実はまさかのレビューでした!
あ...ありがとうございます...!!!励みになります...!
「読後感が全然悪くない!」とお褒めいただいて、筆者はとても嬉しいです!!!!
(年度初めあたりを読み返すと、筆者としてはかなり荒れててこの文はちょっと...と思っていたところでした。それでもこのような素晴らしいレビューを頂けるとは...ありがとうございます)
さて、気分が非常にいいので、隠蔽しようとしていた(!?)模試の結果から申し上げましょうか!(死)
どうでもいい模試です。進研記述模試(第3回)ですね。今何かとホットなベネッセの模擬試験です。
自己採点結果と大差ないので、今回は自己採点を割愛いたしまして結果のみ載せます。
英語 133/200
数学 150/200
国語 139/200
物理 72/100
化学 87/100
Σ 581/800
東京大学理科一類・理科二類・慶應理工・東北後期
全部B判定です。
理不尽採点(合っているのにバツをつける)などと模擬試験の中でも相当に悪名高い進研模試なのですが、今回も一撃いただきました。100%合っている極限の論証を16点引かれたので、なんだかなぁというお気持ちです。
こんな連中に共通テストの採点をさせてはならない!!!!!!!!即刻廃止せよ!!!!!
とは言いつつ、16点入っていてもA判定は無理のようです。渋い結果ですね。
数学は解の公式でミス(これは中学生並み)、確率問題文読み違え、などとよくないミスをしていますので、相応の結果です。はい。
この模試、英語は本当に分量が狂ってるくらいに多くて、難しい。(個人の適性もありますが、ぼくは駿台全国模試より難しく感じます。駿台全国は一般の模試の中で最も難しい試験です)(個人の感想です)
あまりコメントすることもない試験で、かつ結果が渋いので隠蔽しようと思いました(おい)
実はこの試験よりももっと書きたいことがありましてですね。
「入学後の学部」のお話なのですが。
いくらか前にぼくが教職志望だということは言ったと思いますが、東京大学ではそれに特化したカリキュラムはありません。それを承知の上で、
「在学中にFair Wind(※)への所属、及び日本最高峰の学生と教育を受ける、という本学で『しか』できない経験」
のために、ぼくは本学を志望していました。無論ネームバリューとかもありますけれども...。
※地方高校生応援を目的とした東大の学生団体です。
東京大学は、2年次までは全学生が教養課程という共通のカリキュラムで勉強します。
3年次からは「進振り」なる制度によって、各々の希望する学部に進学します。
で、ぼくは志望動機が先に述べたようなものなので、3年次以降の学部に関する構想は特別ありませんでした。どの学部に進学しても当初の志望動機は満たされますから。
理一に進学すればそのまま第多数の学生は工学部に進学するのかなー、と割と適当に考えていました。
で・す・が。
進振りの制度を利用しますと、その時に文系学部に行くことも可能です。
東京大学の場合、希望進路に1番近い教育学部が文系の学部として存在します。
自分としては、この存在は勿論知ってはいたのですが、以下の理由からこちらへの進学を足踏みしていました。
1、文転に伴うリスク
2、そもそも進振り成功するのか(※)
3、本学部は決して教員養成系ではなく、教育の歴史や理念、制度などを学ぶものであり、自分の興味からは乖離がある。
4、学芸員や文科省など、「教育現場系」に向いていない
(※)入学後の成績点で進振り成功・失敗が決まる。なおこの点は「超優秀な」東大生間で競い合って入手するもの。
去年本学のパンフレットを読んだ時は、大体こんな印象を受けました。
「いやいやそんなリスク犯してまで入る価値のある所かこれ?」と。
かと言って物理化学数学の研究がしたいかと言えば、どうもそういう訳でもなく。
その点だけは入学後に考えようと思っていたのですが、一昨日あたりにふと思い立って本学部を調べてみたところ、答えが出ました。
以下、「現役東大生が語る、東大教育学部の実態」なるwebサイトからの抜粋です。
4つめは、教育心理学コースです。
教育心理学コースは、公式のコース紹介によれば「(教育心理学コースは)大別すると、教育心理学と教育情報科学とからなり、前者は発達心理学、学習心理学、認知心理学、教育心理学、動機づけの心理学、学校社会心理学、などを。後者は、教育測定・評価、教育情報解析、などの研究と開発を行う」と説明されています。
少人数のコースなので、学生が教授や大学院生と一緒になって、1つのチームのように研究を進めることが出来ます。
また、最近話題となっている「心理カウンセリング」について学べるのも、この教育心理学コースなのです。
3の懸念ですが、教育心理学・動機付けの心理・認知心理などなどはぼくの興味と大いに合致します。
4の懸念ですが、これらの知識は実際現場に出た際に必要不可欠・ないしはあると便利なものばかりです。
以降は先に引用した文とは異なる話(?)です。
1の懸念ですが、心理学は文系理系どちらにも触れる学問です。むしろ理系寄りなのかも。理系学部からの進学者も少数ながらいますし、文系だからついていけない!ということはなさそうです。
2の懸念ですが、進振りに必要な点が70点程度(これは無理なく一般東大生が取れるレベルより低いくらい)なので、受験さえ突破してしまえば(ココ重要!!!)問題ありません。
おまけに必修が少なく、他の学部の講義も自由に聴きに行ける程度には自由があり、かつ教職課程(これは学部のカリキュラムとは別の教育実習などを行うカリキュラム)を取る時間的余裕もあります。
東大生の口コミみたいなものも眺めてみたのですが、どうやら評判も悪くないようで。
......ここは天国かな?
ということでより一層やる気が出ています。勉強も遅れてはいませんから、ここを目指して頑張りたいところです。
ではでは。本日はこの辺りで。
追記:「東大に教職に特化したカリキュラムがない」というのは「教員養成系の学部がない」というつもりで書かせていただいています。
一般の地方国公立大などでは、教科専門の教授法、教育心理、教員免許取得、教員採用試験対策などなどの、必要なことが全部カリキュラムに組み込まれた「教育学部学校教育コース」が設置されていたりします。