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聖属性魔法と黒き翼  作者: 不(?)定期さん
3章 主人公の決意、仲間の気持ち
42/62

3-10/37 精霊化 by主人公

読者の皆様、二週間も投稿せずに申し訳ありあせんでした。

どうも、3次元のほうが忙しくて…(注:作者は正常です。

サイトすら開いてませんでしたよ…。

これでだいぶ文章が下手になりました。まあ、元々うまくないんですけど。


ほかの作品が上がっているのを知っている方もいらっしゃると思いますが、投稿させてもらってます。

まあ、そちらは打ち切りになることもあると思いますが、この作品だけは打ち切ることはありません、作者が死なない限り。

なので、今後ともよろしくお願いいたします。



ファミリアーを呼ぶと一瞬で俺の横に現れる。

この空間ならば人型でいられる。

腰まである黒髪の先端は赤みがかっており、身長は俺よりも高い程度。

黒目の周りは赤色、人でいう白目が赤い色になっている。

服装は全身黒の装備で烏の羽が肩などについている。

まさに、精霊の中で存在感が違う、最強のパートナーだ。


「行くぞ、【精霊化】…」


すると、ファミリアーが光の粒となり俺に入ってくるような感じで消えていく。

一瞬、視界が真っ黒に染まる。

しかし、それも全く問題にならないほどの時間。

目を開ければ人型のファミリアーの装備をそのまま来たような状態。

もちろん、無駄がない。


「うんうん、さすがはゼロだ。一発で成功するなんてね」


死神様は今までになくニコニコしているが、一発でということが怪しい。

もし、失敗していたらどうなったのだろうか。

それでも失敗が付き物のような言い方なので、別にそこまでではないのかもしれない。


「そうそう、見た目でいうと目はファミリアーだし、髪は紫がかった黒だよ」

「そうですか。…ところで、視界がぼやけているんですが……」


ぼやけるという表現があっているかは微妙だが、普通の視界に加え、ブレたような視界、色のついた視界の三つが重なっている。


「ああ、それは近未来視と魔力視だね。近未来といっても三秒先の未来を予測してくれる。まあ、予測だから頼りすぎてはいけないけど、気づかない攻撃なんかあったら気づかせてくれるよ。で、魔力視は魔力の濃い場所が見える。ここは創った空間だから、いろんな色が見えてるけど、元の場所だと故意的に発動させた魔法しか見えない」

「気づかない攻撃、ですか…」


正直、【空間把握】によって全方位に目があるようなものなので、ありえないといえばあり得ない。

ただ、空間を今のように創られて、その中に居れば発動できないこともあるが、現にこの空間では発動できない、それができるのはファミリアー以上。

まさに神の領域に踏み入ったものだけ。

俺ではまだ、そこまでの自由な空間は創れない。


そこまでのレベルに達しているなら、これはもう全世界の問題なのではないだろうか。

魔族は少数だが魔物と合わせて様々な種族を敵に回してもこうして生き残っている。

そこに、神の領域に入った魔王がいるなんてことになったら、世界は魔族に支配される。

正確には、魔王という一人の魔族によって…。


だから、そこまではいっているわけがない。

そこまでいけば神が動く。

神は動かないが、力を与えるレベルにはある…。

改めて、相当な魔王のようだ。


「まあ、それも含めてゼロには【精霊化】を完璧に使えるようになってもらう」

「はい、その必要がありそうです」

「ちなみに、ファミリアーレベルの精霊だと前例がないんだけど……、ゼロで三十日分の時間はかかるだろうね」

「…?それはどういうことです?ここでは時間とは関係ないはずですけど…」


死神様が言った三十日分の時間。

これは、ここにいる空間ではまず時間が関係していないのだから、一日も一時間もわからない。

分からないというか、時間がないというか…。

だから、三十日分というのは、時間の進む場所でやるのか…?


困惑していると、【精霊化】が解け、ファミリアーが出てきた。

いつも通りの無表情だが。


「マスター、この空間では【精霊化】でいることが簡単なようです。なので、世界の中では【精霊化】がうまくいくとは限りません」

「そうか…。ここではあくまで感覚を覚えるだけで、元々ここからかかる時間も予定に入っているんですね」

「そうだね。【精霊化】にどこまでの時間がかかるかは正確には分からないけど、大体なら僕の計画に入っているよ。ゼロが最強の魔王と戦うのは半年後。これ以上は伸ばせないし、半年後じゃないと勝てないだろうね。今回ばかりは特別だから」

「分かりました。それでは早速行きます」


死神様の計画というのがどういうものかはわからない。

だが、この世界のバランスを保つための戦力は俺だけ。

神の眷属たちはいるそうだが、あの青年を含め、表立ったことができない。

つまり、魔王と戦うことができるのは実質俺だけ。

ならば急いでしまうのも、許してほしい。


「じゃあ、送るね。場所は龍人族のいる大陸」

「それって…」

「ああ、大丈夫。会わない場所に送るし、会えないようにもしておく。それに、そこぐらいしか全力で【精霊化】ができる場所がないんだ」

「はい…、分かりました」

「あ、言い忘れてたけど、時間にして三十日分だから、実際は最低でも二カ月はかかると思うよ」


その言葉に返す間もなく、転移する。

まったく、そういうことは早めに行ってほしいものだ。


転移した先は、奥に火山の見える場所。

恐らくあの火山にでも竜王とかいうのがいるのだろう。

周りはごつごつした岩だらけ。

それも、軽く俺よりも大きい岩だらけだ。


「ふぅー。さて、死神様の計画通りに進めるために、やってくか…」

「それではマスター、まずは【精霊化】を自由にできるところからです」

「ああ、分かってる」





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