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ヘディングって痛くない!? 奇跡のウェアと爽快ヘディスフィットネス体験

鏡の前で、先日ネットセールで届いたばかりの勝負ウェア——『Sweaty Betty』のセットアップに身を包む。くすんだブルーに、大人っぽいピンクのフチ取り。

デザインはめちゃくちゃ海外女子っぽくて可愛いけれど、身体のラインが完璧に出てしまうフィットネスウェアを着て外に出るのは、正直まだ少し照れくさいし恥ずかしさがある。

(でも……今日は岩間さんの少人数レッスンだし、思い切って挑戦だ!)

指定されたスポーツスペースへ向かうと、そこには私と同じように参加を決めた数人の仲間が集まっていた。

今回スタートした『ヘディスフィットネス』は、始まったばかりの新しいプログラム。

もともとヘディス部で活動していたという岩間さん自身が直接指導を担当してくれる。

「少人数だからこそ、周りの目を気にせず思い切り自分のペースで動けますよ!」という岩間さんの言葉に、ウェア姿の恥ずかしさもスーッと薄れてホッとした。

「まずはウォーミングアップから始めましょう!」岩間さんの掛け声に合わせて準備運動やスクワットを行う。その瞬間、私は前回買ったウェアの凄さに思わず目を見張った。

(うわ……なにこれ! お尻がキュッと締まる感覚がダイレクトに分かる……!)生地が身体に完璧に吸い付き、筋肉のブレを抑えてくれるおかげで、スクワットで沈み込むたびに「今、下半身の筋肉に効いている!」という効果をはっきりと実感できる。


激しく動いてもウエストが捲れ上がることもなく、透ける心配もない。フィットネスウェアを着て本格的にトレーニングする人たちの気持ちが、身をもって理解できた。

(このウェア、すごく動きやすい! マラソンのランニング練習もこれで行いたいな……!)



十分に身体が温まったところで、いよいよ本番の「ヘディス(HEADIS)」体験へ。「卓球台を使い、専用のゴムボールをヘディングだけで打ち合う」というこのスポーツ。


やる前は(ボールが頭に当たったら痛そうだし、ちょっと怖いかも……)と少し身構えていた。 「大丈夫です、ヘディス専用のボールはすごく柔らかいゴム製なんですよ。


まずはリラックスして球を捉えてみましょう!」 岩間さんが優しくトスしてくれたボールを、思い切って額でポンッと打ち返してみる。「……えっ!? 痛くない……!」想像していた「硬いサッカーボールのヘディング」とは完全に別物だった!痛さや怖さは一切なく、ぽーんと打ち返した瞬間に、まるで頭を優しく撫でられたかのような不思議な心地よさと爽快感が広がる。



基本の打ち返しを覚えたら、次は実践的な『ヘディスフィットネス』のプログラムだ。

卓球台の周りを低い姿勢パワーポジションで素早くステップし、飛んでくるボールに合わせて深くスクワット。さらに、球を狙った方向へ強く押し出すために、お腹と背中をダイナミックに「ひねる」!「咲さん、いい返球です! 次はスマッシュ練習いきましょう!」

「はいっ!!」相手の打球に合わせて素早く動いて打ち返す!ボールに集中して打ち返していると、自然とスクワット運動が繰り返され、ウエストをひねる動作でダイレクトに腹筋・腹斜筋へ効いていくのが分かる。


そして何より、狙いすましたスマッシュが決まった時の爽快感がハンパない!(なにこれ、めちゃくちゃ楽しいっ……!!)ジムで黙々と筋トレをするのとは違って、ゲーム感覚で夢中でボールを追いかけているうちに、気づけば全身から滝のような汗が吹き出していた。


日頃のちょっとした緊張や疲れも、スマッシュの一撃とともに全部吹き飛んでいくような、最高のストレス発散体験だ。


「咲さん、初日なのに動きがすごくいいですね! 下半身の軸がしっかりしてます」「ふぅ……! ありがとうございます! すごく汗かきました!」汗を拭きながらドリンクを飲み干す。身体は心地よい達成感と程よい筋肉痛の予感で満たされていた。

(ただ運動するだけじゃなくて、こんなに楽しく汗を流せて、ボディメイクもできちゃうなんて……!)勝負ウェアの威力を実感できたこと、そしてヘディスの爽快感にすっかり魅了された私。


「よし、ヘディスフィットネス、これからも絶対に続けよう!」 お気に入りのウェアを誇らしく着こなしながら、私はデュッセルドルフでまた一つ、最高の「大好きな習慣」を見つけたのだった。

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