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恩赦

「まさか、マリーンは、

シバが この国を信じてくれなくて

それで、今日の書紀の仕事 ボイコットしたの?」


「だって リンお母さんも私も 戦史を探すの すごく大変で


お父様が来なきゃ 1日で、終わったかどうか、、


それを 無下にされたのよ」



「マリーンが あんなに夢中だったのは シバだけのためじゃ ないでしょ」


「あっ、、、そう二人だけど」

カイト、、にも伝えたいな、、



「次からは ちゃんと 球馬の報告は マリーンの書紀の 仕事してね」


「はい」



「指導も手伝って ほしいそうだよ」


「シバの頼みなら、、少しは ねっ」




「二人の王子の もうひとりの 母親を亡くした 第2王子が 正当な血筋で


次の皇太子に 正式に選ばれたそうだよ」




カイトが皇太子、、次期 国王に、、


リンと 目を合わすマリーン




「そういう情報って どういう風に お父様に入るんですか?」




「シャクの報告だが フクシという者と内通してると聞く」


「フクシ様ですか、、あの人が、、」




「では、反対に この国にも 鳥羽の国と 内通してる人は居るんですか?」




「多分 今度の球馬の指導員に、選ばれるうちの 一人は内通者だろうな」


「えぇ?」




「自分の国の 王子の近くに居る方が 正確な情報だし 近づいてくるさ」




「シバ王子が知ってるかどうかは 知らないが


聞いても仕方ない あの男に嘘を付かせることに なるしな」


シバは、知ってても 絶対口は割らないと、、分かるんだ




「情報くらい 流すのは 黙ってみてるだけだ」




「マリーンも 人をあまり 自分が正しいからと 


人を問い詰めるんじゃないよ


自分の首を占めるから」




「今 その時は正しくても 時が流れれば 正しさなんて 変わるものだから」


「お父様、、 分かるような気がします」




「お月様が同じなのに 毎日 形が変わる


同じものでも 変わって見えるんだもの」


「マリーン 比喩が 上手いぞ」




「お父様は 褒め上手だわ」


「父親に けなされて育ったせいだ


ハッハッハ」


そういう風に、人は変わるのかしら、、


シバも この国を、理解してくれる人に 変われば、、

そうだと とても嬉しいなぁ



「シバに、本当に球馬を広める気が あるのなら」

ソロンが、なにか考えながら 話しだした


「私が この国の 王になった祭り日に

 球馬の競技の この国で初見参を 祝目に、入れても良いな」

「球馬の?」

「みんなが集まって来た所で どんなものか 教えられる

シバなら あの男なら 見ごたえのある姿を 見せてくれそうだ」


みんなの前で、、


「シバが やるのなら 私も 手伝った方が 良いかしら」


「マリーンと二人でか、、」


「それなら

向こうの国からは 人質という立場で来たが 

それだと この国で 球馬を教えにくいだろうから、、

恩赦で

こちらでは 鳥羽の国からの 来客という立場に 出来るぞ」


「本当!!お父様

シバの 立場が 人質では なくなるの

この国で 良くなるの」


「やるかどうか シバと相談してみなさい

あまり時間はないが、、」


「はい ありがとうございます


鳥羽の国で 神威の国の者だと

投獄されたり 殺されるのに


こちらの国では そういう事をしない

 国の違いが とてもわかり易く 示せます」


「マリーンの母の マリの意見も そうだったが

リンからも 隣の国を 攻めないで ほしいと

散々 言われている」

「リンお母さんも」 言ってくれてるんだ、、


「マリーンの見つけてくれた黄金で


シャクや隣の国を攻めたいという 輩を

大人しく 黙らせる事に 使わせてもらうよ」


「お父様、お願いします」


「マリーンとリンの、君たち二人の希望を 叶えるのが 今の私の

喜びだよ」


あぁ、、この国に リンの言うとおりに

お父様に会いに来て 良かった、、


「あとは リンが、私の希望を叶えてくれるとな、、、

そうすればマリーンは ずっとリンを 母と呼べるぞ」


「お父様の希望、、」

でも、、私は 、、何も言えない、、

リュウお父さん、、クロス


「反対は しないだろ マリーン」


何も言えずに

体は、、何も考えずに

頭が少しだけ、、縦に振った



リンが、マリーンの その仕草を

じっと黙って見守った



その日も、、

リンは部屋に戻らずに、、

きっと お父様と一緒

お父様は 結婚する気だ、、、


カイトが、、皇太子に正式に選ばれたんだ


考えると 会いたくなるから、、

今は考えないよ、、カイト

元気でいれば、、いい

でも、、でも、、




次の日

お父様が、早いほうが良いって言ってたから

私は、今は この国で 出来る事しなくっちゃ


「シバ居る?」


裏庭で ダンと武術を、している


裏庭の 北側だけ 囲いが低くなっていて

遠くの川が 見えて 見晴らしが良くなってる


囲いの高い東と西には まだ見張りが居るのかも知れない


シバがダンに 一本取った

シバの、振りが すごく早い、、

動きが、今までと 違う 

ダンより 数段 強くなってる!

リュウお父さん 並みかも 知れない


くぅっ、、と ダンが 負けて 悔しそうな声を上げた

この前まで ダンに かなわなかったのに

こんなに 急に上手くなるなんて


「ああっ三連敗だ 私はもう シバ様には、、勝てないのか、、

何に 目覚められたのですか」


「これだけやれば、、ダンの動きが 分かってくるんだ」


木の根元に 座ってる 見ているマリーンに 気づく二人

シバが 何も言わないので


ダンが「いらしてたんですか、マリーン様、気が付かなくて」


「北側の景観 良くなったね」

「すごく違いますよ

この国の王様と 会われてから だいぶ様子が変わってきました」


「シバ王子を 気に入られたのでしょうかね」


「うん そうかもしれない

今度の お父様の 国王記念祝日の、恩赦で

シバは この国では 隣の国の来客という立場に なるかも」


「ええっ 本当ですか!!

シバ様 良かったですね」


「呼び名が 変わるだけで 立場は 同じだよ」

冷たく言い放つ シバ


シバには、、私達のお父様の気持ちが通じないんだ、、

ダメかもしれない、、

がっかりするマリーンに


「マリーン様、、シバ様は 分かっておられますよ

でないと、あんなに一皮むけたような 武術の上達

前向きなシバ様は 始めて見ます

みんなマリーン様の お陰かと、私も気が付きました」


「ダンさん」

















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