グランドスター

かつて昔、この地 グランドスターは一匹の邪龍によって支配されていた。邪龍はとても残忍で一部の人間を常に戦わせて負けた人間を食べていた。そして、戦わない人間もまた邪龍の食として生かされていた。

そんなある時、天空からこの惨劇を見ていた神龍は七人の天空人をグランドスターへと遣わした。七人の天空人は七つの武器を使い、邪龍の肉体を滅ぼした。けれど、邪龍の肉体を滅ぼす事はできても精神体を滅ぼす事はできなかった。そこで七人の天空人は三つの武具に邪龍の精神体を封じ込めた。

一つの武具は暗黒剣、斬り付けた者の体力を奪う効果を持つ。
もう一つの武具は暗闇の盾、光の魔法以外の魔法を吸収してしまう効果を持つ。
残りの最後の武具は邪霊玉、伝説の武器以外の武器を全て跳ね返してしまう効果を持つ。

この三種の武具は全て装備した者の心を奪う効果を持っていた。

七人の天空人はそれらの三種の武具をあちらこちらの大陸に封印をした。そして、七人の天空人はこの地に生き残っていた人間達と十三の国を建てた。