暗殺者
フィルファランス帝国…通称帝国、それが俺の…俺たちの倒すべき敵だ。名目上はな
今回の任務は無事に成功することができた…まぁ当然っちゃあ当然なんだかな…
俺は殺し屋であり暗殺者だ、高い報酬貰ってるから国専属なんかになってるけど、実際どうでもいい…この仕事が俺にあってるってだけだかな…
実際俺のいるこの集団でも本気で帝国を敵って考えてるやつなんかごく数人だ…みんなそれぞれの思いってやつがあるらしいしな…
っと、そろそろ時間かな…
「よし、全員いるな…今を持って本任務を完了としエディアに帰還する…」
へーい、だの、はいはーいだの各々適当に返事をして皆動き始める、俺も帰るか…ベットで寝たいし…
「おい、雪」
「ん、何でしょう隊長?」
突然声掛けられて少しビクッとしながら後ろを向くと、
「今日も大活躍だったらしいじゃないか!」
、と満面の笑みで褒めてくれる
「はぁ、まぁただ斬ってただけなんですけどね…笑」
本当は喜ばなきゃいけないんだろうけどついつい苦笑いになってしまう…なんせあんな弱いやつらを斬ってるだけだしな…
「おいおい、そんなに謙遜するなよ…今回のデビット中将だって相当強い奴だったぞ」
「あぁ、皆が追い詰めておいてくれたからですよ…」
「はぁ、まぁお前がそう思ってるならいいけどな…まぁそのうちお前の実力なら、五英騎の暗殺とかの命令が出るんじゃないか?」
五英騎か…どんぐらい強いものなのか…
「ちなみに黒炎天騎の奴は美人らいいぞ…」
殺す相手なんだからそんな情報いらないだろ…と思ったけど、どうせそんな命令は出ないから関係ないけどな
はぁ、今度はどんな任務になるのか…とりあえず帰った寝なきゃな。