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異世界恋愛短編

無愛想で堅物なメイドが実は可愛い乙女であることを、わたくしだけは知っている

公爵家であるうちの家で働いているメイドのモララは無愛想で堅物である。
仕事に必要なこと以上は決して喋らないし、褒められても笑顔を見せない。ひどいことを言われたって絶対に眉ひとつ動かしたりしない無表情女なのだ。
……しかしそれは仮の姿だと、わたくしだけが知っている。
だってある日、わたくしは見てしまったのだ。自室で一人泣いている彼女の姿を――。

実は繊細で可愛い乙女な堅物メイドと、彼女を密かに応援する公爵令嬢の物語。


※ハッピーエンド、完結しました!
※ゆるふわ設定です。
※ひだまりのねこ様主催、『つれないメイド企画』参加作品です。
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