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ポケメンマスター!〜獣人の男性を捕まえる使命を命じられました〜  作者: 夜風ほたる


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ポケメンマスターに任命されました



私はモンスターを捕まえるポケッ◯モンスターが大好きな普通の女子高生でした。


それがある日、異世界の召喚の儀式によって『ポケメンマスター』に任命されました。






その日は部活が終わり帰宅して、自室でゲームしていた時だった。

突然テレビ画面から眩しい光が溢れ出し、部屋中が光の粒に包まれた。

唖然として立ち尽くしていると、次第に光が強くなり体がふわっとした浮遊感に襲われ、恐怖のあまり目を閉じた。


数秒が経過した後、浮遊感が消えた。

足が地面に着いた感触がして恐る恐る目を開けた。




足元には赤い絨毯が正面に向いて敷かれていた。

絨毯を辿ると、数メートル離れた先に王冠のような物を被った中年の男性、その横には騎士と魔法使いの衣装を着た男性が立っていた。

その後ろにも数人いたが距離が遠くてよく見えない。

左右を見回すと一面ガラス張りの壁に囲われた広い部屋だった。全面から差し込む光が眩しい。

辺りをキョロキョロと見回していた私に、この場にいる全員から視線を向けられていることに気づいた。

複数人からの目に緊張が走り正面を見たまま硬直する。



すると王冠の男性が、こちらに向かって歩いてきて私の数歩手前で止まりこう言った。



「君が魅了スキルが使える女性かい?」




……………………………はい?……魅了スキルとは?



脳内が停止した。




返答がない私を不審に思ったのか、王冠の男性が後ろを振り返り魔法使い衣装の男性に「召喚は成功したんだよな?」と確認していた。

それに対して魔法使い衣装の男性が「成功しております!」と慌てて答えていた。


魔法使い衣装の男性の言葉に頷いた王冠の男性は、また私の方に向き直り口を開いた。



「ようこそ、我がポケット王国へ。私は国王のバレクだ。この国は古から人間だけが暮らしていたのだが、最近になり獣人も多く移住するようになったのだ。私はこの国を人間も獣人も関係無く良好な関係を築いていきたいと思っておる。だがしかし、現状はまだまだ隔たりがある。人間と獣人が結婚ができるよう制度を作らせたが未だ結婚した者はいない。…そこで、君には魅了スキルを使って、この国にいる獣人と仲良くなってもらいたいのだよ。もちろん、気に入った男がいれば結婚してほしい。なにせこの国は圧倒的に女性が少なく一妻多夫制の国だからな。」




……………………………。



……は??

長く色々言われたけど、何一つよくわからなかったんだけど!?




返事がない私を気にもせず、バレク国王はニカッと笑い最後にこう言った。




「君は我がポケット王国の獣人男性と仲良くなり、人間と獣人の架け橋となる女性になってもらうために召喚した。今日から『ポケメンマスター』の称号を授けるとともに、使命を遂行してくれ。」




……はいいいいいいいいいい?????




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