やはり金か
「駄目でした·········」
落ち込みながら帰るのは、一文無し、秋。
そりゃこんな時間に店が開いている訳ない。と言いたくなるが、秋は、本当に喉から手が出るほど、
飯を食べたかった。
(あそこに、配給が、ご飯が······)
これは、もちろんショッピングセンターに配給がある訳ないのでもちのろん
幻覚なのだが、秋は気づかない。というか、気づけないのだ。
(なんだか眠く·······)
その思考を最後に、秋は意識を手放した。
―――▷―――▷―――▷――
「このままいくと、余命あと一年ですかね」
(ん?なんだ?夢?)
現実だ。·····秋は、六日間ほど食事を摂っていなかったので、極度の栄養失調に陥っていた。
「どこですか、ここ·······」
目を覚ませば、真っ白の景色が映り込む。
(死んだのか?)
「あっ、目を覚ましましたか。診察金12万8700円払ってください」
「?????」
先生(?)は、冷たい目でこちらへ問う。
「お金、持ってます?」
秋は、首を振る。すると、先生(?)と、発見した人は·······
「出ていけ。今すぐ。」
と、荷物を返さぬまま、人間性が切り刻まれて、拷問にかけられたかのように、
冷たい目で、秋を追い出した。
”一般人”が助けた理由は、お返しか欲しいから。
――▷――▷――▷――▷――▷――▷――▷
「ってことがあったんですよ。どう思います!?」
と、配信で愚痴った。しかし、
《おまえが悪い》《どうせなんかしたんだろ》
と、世間は冷たい。すると、秋に名案(迷案)が。
(最強の配信者になって、こんなこと一生されないようにしよう。)
それは、されど茨の道。しかし、それを目指す者の目には、一筋の希望を
掴み取ろうとする、一筋の光が宿っていた。その光は、まるで······
「配信人生で、生きていこう·······!」
秋の、ただならぬ覚悟を称賛するかのように。そして、戦いが始まったかのように。
その道が、長い苦痛の道になるかは、自分自身で決める。
それに、戦争が起こっていなくても、”争い”は、発生するのだ。
秋は、配信の、血で血を洗う、生臭い戦争に、足を踏み入れた。
「戦争、だ。はっははは、はは········」
それ以上、もう、光の元には戻れない。明るい高校生活には、程遠い生活になるであろう。
「やってやらぁ!え゛ぇっ?」
目指すは、登録1000万人!秋の、冒険、というか、配信は、
始まったばかり!今、ここに、”ゲーム音痴の最強キャラ
育成劇”改め、ゲーム音痴の最強配信者生活~目指すは登録1000万人!~ です!
名前を、ゲーム音痴の最強配信者生活~目指すは登録1000万人!~に変えます!




