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Bad Killer  作者: サニーライト
第1章 -Killer side編-

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61話 好きだよ

※ コメントについて

コメントでの誹謗中傷はおやめ下さい。まじでだれも得にならん。寧ろ損。なのでおやめ下さい。ミスの指摘は、お待ちしています。修正します。作品の評価コメントはお待ちしています。参考にさせて頂きます。応援コメントは、してください。まじでモチベ上がるから、お願い!



※記載上の注意

① -1 " +(間1行)はその人が思っていることを示します。


①-2 "+(間2行)はテレパシーを示します。用法はカギ括弧と同じで実際に口で話している(対話)か脳内で会話(テレパシー)をしているかの差になります。


② ' はその人のセリフ中に小声で何かを言う時に使われます。(言葉で表すなら、「✧✧と、呟いた」となるのかな)

また数が増えれば増えるほど声が小さくなっていきます。


③「「」」(多重鍵括弧)重なってる鍵括弧の数に応じて同時に喋ります。


④----で敷き詰められている場合大きな場面(場所と視点)切り替えとなっています。例えば自陣視点と敵陣地視点の切り替えなど。ただし「数分後」などの時間に関わるのには適応外です。


⑤3回改行は小さな場面切り替えを示します。


⑥〖〗は魔法の詠唱文を表します。


⑦『』+間2行は過去の誰かが話した内容を示します


その他は、普通の記載の方法と同じです。質問等ありましたら、遠慮なくどうぞ。出来る限りお答えします。


※今回はすごく長いです

「おりゃぁぁ!」



冒頭から声をあげるのは服部くんだ。


服部くんは思いっきり横に振りかぶっていた。



「よっと」



しかしルサールカはジャンプにより簡単に避けていた。



「えい!」



といいながら落下しながらハンマーを振り下ろしていた。


"あぶね"


と思いつつバックステップによりサッと避けた。



「はぁ、はぁ...」



しんどそうな服部くん。


それもそのはず、第2ラウンドが始まって以来かれこれ10分は経っただろう。


その間互いに避けては攻撃をしを繰り返し続けていた。


最初は拮抗しており、互いにいい感じだったが、



「疲れちゃった?」



といいながら着地をしていたルサールカは服部くんに横振りをしに行った。



「くっ...」



と疲れた体を奮わせて避けた服部くん。


このように10分も戦う中で体力切れをきたしていた服部くん。


一方のルサールカはこれと言って疲れを見せずけろっとしている。


むしろ、疲れが見えてきた服部くんとの戦いに段々と飽きがきはじめているくらいだ。


今一緒に戦っているのは仲良くしてくれた好《よし》みと言っても過言では無いだろう。


つまるところジリ貧だ。


"参った...どないして勝とう..."


と服部くん。


辛そうだな。


ただ実際勝てる見込みが薄いのも事実だ。


理由は前回も言ったように服部くんは唯一の武器である火力で若干負けている。


服部くん大好きゴリ押しが通用しないというのが現状だ。


こんな中では勝とうにも手段がなくて困ったところだ。


"こいつとの連携技で何とかなりそうな気もするけど..."


こいつというのは服部くんの相棒である大剣のことだろう。


確かにトーナメント戦で見せた空中に大剣を召喚するという技は初見殺しとしては有能極まりないだろう。


しかし、


"でもなぁ、それで倒しきれなかったら本当に手段がないからな..."


実際まだ大剣が自在に動く姿はまだ見せていない。


なので攻撃自体は通用するだろうがダメージはないに等しくなっても違和感はない。


火力で若干負けている以上これが当たらないと負けみたいなところもある。


"でもまあ、負け確ではないしやってみるかぁ"


ここまでルサールカの攻撃を避けながらだがとりあえずの戦略は決まったようだ。


そう思い軽くしかしてなかった反撃も意識を向けるようにし始めた。



「何か戦略でも決まった!?」



と急に反撃に力が篭もり始めたから戦略が決まったことがバレる服部くん。


現在服部くんは振り下ろし攻撃をしかけたが、ルサールカにハンマーで防がれている。



「まあそんなところだよ!」



と守られていたがもっと力を入れ直して押し込む服部くん。



「いいじゃん!いいじゃん!」



と言いながら押し上げて弾き返すルサールカ。


弾かれた服部くんは距離を開けて着地をした。



「これで大したこと無かったらキレて即弔っちゃうよ?」



と脅しをかけられる服部くん。



「すごいいいとは言えないけど軽く期待しな」



といい構える服部くん。



「そう来なくっちゃ!」



とルサールカも構えた。



「....」



「....」



無音。


互いに相手の出方を窺《うかが》っているようだった。




タッ




地面を蹴る音が響いた。


どうやら最初に動き出したのは服部くんだった。


服部くんは幅跳びの要領で一気にルサールカの目の前まで近づいた。



「おらぁ!」



と声を張り上げながら斜めに斬りかかった。


しかしルサールカはバックステップによりさっと避けた。


そして振り上げたハンマーを振り下ろした。


斬りかかった余韻が残る服部くんは斜めに斬りかかってた刃を避けられた瞬間水平にしてその勢いのまま横方向に飛び込むことにより避けた。


そして転がりながら立ち上がりルサールカが着地した瞬間切り上げをした。


それに対してはいつものように地面に叩きつけた勢いのまま前に飛び込んで避けた。


そんな感じのやってはやり返しての繰り返しを暫く続けた。


服部くん疲れでさっきはジリ貧みたいになってたのに良く体力がもつな。


まあそれはいいとして、



「はぁ、はぁ...」



やっぱり3分くらいで限界を迎えた服部くん。


だろうな。



「なーんだ、結局さっきと変わらないじゃん」



と残念そうなルサールカ。


確かに期待しといてと言った割にはさっきと変わらなかったから残念になるのもわかるだろう。


まあ残念とか言いながらも横にハンマーを振っているのだが。



「くっ...」



と辛そうだが何とかバックステップで避けた。


"今しかないか..."


とついに計画を実行するようだ。


バックステップにより避けた服部くんは珍しくジャンプをして振り下ろし攻撃をしてきた。



「振り下ろし?珍しいね!」



といいながらサッと避けるルサールカ。


確かに使ったのは初めてだろう。


珍しい限りだ。




ドーン!!!




地面に大剣が衝突した瞬間爆発が起きたかのような大きな音ともに地響きがし、地面がえぐれた。


火力えぐ。



「えー!すごい火力だね!!!!すごいよ!」



と言いながら振り下ろし攻撃をしようとするルサールカ。


一方服部くんは、



「やっぱり抜けねえな...」



ガッツリ地面に刺さった大剣を抜こうとしていた。


しかし抜ききれずルサールカの攻撃が来たので避けた。


振り下ろしをしていつも通り着地をしたルサールカは後ろを振り向いて、



「まああれだけ凄かったら抜けないよね〜」



と後ろを見たままいい、言い切ると正面を向いた。



「だから振り下ろししたくねぇんだよな...」



と嫌そうな服部くん。



「てことはこれがいい方法?」



と気がついたルサールカ。



「さーな」



とシラを切る服部くん。



「そっか...」



と悲しそうなルサールカ。


そう言って服部くんが瞬きを1つした後目の前からルサールカが消えた。



「は....?」



と咄嗟に後ろを振り向いた時は少し遅かった。



「君は私の戦った中でいちばん楽しかったよ」



と悲しげに言いつつ、後ろから振り下ろし攻撃をしてきていた。


もう既にハンマーはルサールカの頭を通過していたが、服部くんは



「そうかよ」



とふ的な笑みを浮かべながら手を真っ直ぐ向けて言った。



「なに...」



言葉を言い切る前だった。


その前に大剣がルサールカの上に降ってきた。


そしてそのままハンマーが振り下ろし切る前に大剣がルサールカの頭に衝突した。


浮いていたルサールカは大剣に押しつぶされ一瞬で地面に突き刺さった。


それと同時に服部くんが地面を叩いた時のように轟音とともに砂埃を上げて地面に突き刺さった。


一瞬のことだった。


瞬きふたつすると砂埃が舞った、そのレベルの一瞬だった。


その一瞬を制したのはどうやら、



「危ねぇ、普通にこれ負けてもあんまり違和感なかったな....」



と砂埃から出てくる服部くん。


どうやら勝ったのは服部くんのようだ。



「何とかこれが効いてよかった...ε-(´∀`;)」



とホットしている服部くん。



「とりあえず江戸川達の援護に...」



と行こうとした時、



「『水系統魔術【濁流《マディトレンタ》】』」



と後ろから何者かに撃ち抜かれる服部くん。



「がっ、、は?」



と何が起きたか理解のできない服部くん。


撃ち抜かれたあと左足から崩れ落ちた。



「嘘だろ...」



衝撃を感じた膝を見ると片膝が撃ち抜かれていた。




ぶぉぉぉぉぉ!!!




次の瞬間砂埃があったところから暴風が吹き荒れ砂埃が綺麗さっぱり消えた。



「ここまでだったなんて、どうやらこうやら私あなたのこと甘く見てたみたいね」



と砂埃が消えたところにいたのは服が真ん中で真っ2つになったルサールカだ。



「おいおい、無敵か?なら勝ち目ねーじゃねえか...」



と地面に倒れ込みながら言う服部くん。



「さすがに無敵じゃないよ。ただ、あの攻撃の後ハンマーを治癒に回したからギリギリ耐えれただけだよ。あと一発別の簡単な攻撃を受けてたら余裕で弔られていたよ」



とのこと。



「つまりあれか、俺の油断大敵ってやつか?」



と絶望色満タンの服部くん。


確かにこの状況は絶望しても問題がないだろう。


なぜなら服部くんは膝を撃ち抜かれている。


お陰で歩くのもままならない。


力技は体という資本あっての事だ。


それを失ったとなったら、、、



「君は強いよ。だって、私のハンマーを戦い中に消されたのすごく久しぶりだもん」



とあくまでも賞賛するルサールカ。



「でも、もう終わりだね...」



と哀愁も感じさせながら右手を掲げたルサールカは宙に浮いて行った。


そして右手にはどんどん水玉が形成されて行った。


"...まじでどうしよう..."


と困り果てる服部くん。


ルサールカは大技らしきものを準備しているが服部くんは片膝を撃ち抜かれにげるどころか歩くのもすらままならない。


かろうじて片足飛びでもしながら逃げるくらいならできるだろう。


しかし片足飛びでは逃げれるかどうか。


むしろ逃げれないと想定するのが上等だろう。


つまるところほとんど詰みだ。


"あー、もっと強くなりたかったな..."


諦めたなこいつ。


服部くんは寝そべりながらそう考えた。


まあここまで足掻いただけでも十分すごいというものだろう。


ちなみにだが、服部くんはまだ大剣を投げてサーフボードのように逃げるというあれを使ってない。


あれを使えばいいじゃないか、そう思うのも無理はない。


だがあれば残念ながら今は使えない。


なぜならあの速度は両の足をしっかりと地面につけて力いっぱいに投げているからできる。


たが今は片膝をやられており、両足で立って増しては力いっぱい投げるというのは無茶も無茶な話だ。


なのであの技は使えない。


それもわかってのことだろうが諦めムードの服部くんなんだろう。



「...」



宙に浮いて大気中の水を貯めて水玉にしているルサールカは悲しそうにエネルギーを貯めていた。


好きなのかな。



「君!!」



と急に呼ばれる服部くん。



「えっ、、、どした?」



と急すぎて驚きつつ応答する服部くん。




「...名前、何?」



「名前?」



呼ばれた理由は名前を聞きたかったからだったようだ。


あまりにも想定外だったからか疑問符が抜けない服部くん。



「...」



静かに返しを待つルサールカ。


本当に急にどうした。



「...俺は服部半兵衛。百回生一の脳筋だ!」



と名前を言うと何かスイッチが入ったのか、片足立ちをしながら右手側に大剣を移動させた。



「うん、『はんちゃん』ね...」



となぜかここに来てあのあだ名を貰える服部くん。


"どうせ最後なら..."


と思うと、



「すぅぅ、、、おらぁぁぁ!」



とルサールカに向けて大剣を投げた。


しかも両足をつけて思いっきり。


そしてその大剣に飛び乗った。


接近してくる服部くんに対してルサールカは、



「..ふふ。そう来なくちゃ!!」



と言うと左手にハンマーを持った。


"勢いで来てもうたけど、もうなんでもええわ!"


お、いつもの服部くんが帰ってきた。


服部くんは何も考えず体当たりをしに行ってルサールカの上側に来た。



「終いや!!!!」



と台にしていた大剣を持ってルサールカに向けて振り下ろし攻撃をした。


その振り下ろし攻撃のときだった。


ちょうどその時水分のチャージが終わってしまった。



「私、そういうところの好きだよ、はんちゃん!『水系統魔術【特大水球《ポルカドット》】』!!」



と振り下ろしをしてくる服部くんに向かってどデカい水玉を打ち付けた。




ギーーーー




水玉と服部くんの大剣が衝突した。



「こ、こ、こんなもん...に負けてぇぇ...くっ..」



と少し押される服部くん。



「負けられないのはこっちだって!」



とどんどん押すルサールカ。



「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」



とどんどん押される服部くん。



「くっ、、、負けて溜まるもんかぁぁ!!!!!」



と押す服部くん。



「すごい、なんでこんな力が...」



と驚きを隠せないルサールカ。


でもどこか嬉しそうなルサールカ。



「負けるもんかぁ!!!!」



と言うと真っ二つに別れた水玉。


そして別れた水玉は特大の爆発を起こした。


そしてその爆風は服部くんを後ろから押した。


その勢いのまま、



「おりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



とルサールカまで大剣を振り下ろした。



「はっ、」



と水玉を切られた瞬間ハンマーで防御体勢に入ったがあっさりとハンマーすら切られた。



「...へぇ、さすがだね!」



そしてルサールカに大剣がぶつかった。



「おらぁぁぁぁぁ!!!」



とルサールカを巻き添えに落下して行った。


そして地面に着陸した時、




ドガーーーーーーーーーン




と爆発音のような着地音がした。


そして服部くんが着地したところからはでかい砂埃が舞い、地面の土が少し飛んで行った。


しばらく、砂埃が消えた後、大剣の下には斜めに真っ二つにされたルサールカがいた。



「はぁ、はぁ、、ぐっ、、、」



息が切れ切れの服部くん。



「...勝ったぁぁぁぁ!!!!!」



と両手を上げて喜ぶ服部くん。


その時膝が地面に着いたからか、



「いったぁ、、、」



と膝を抱え込むように倒れ込む服部くん。



「さすがに貫通...」



貫通されたのにこんなことしたらまずかったか、と言おうとしたとき、膝は見た目上治っていた。



「え、痛いのにどういうことや...」



となぜか考えようとしたが、



「まあええや...」



と地面に大の字になって倒れた。


そして寝てしまった服部くん。


一方不思議な事に真っ二つにされたルサールカの顔は原型を何とか留めていたが、その顔は嬉しそうだった。


笑顔のまま倒れる悪魔がこれまでいただろうか。




Bad Killer 61話 好きだよ          fin.

            次回


...は?


          10月17日投稿予定

           お楽しみに!

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