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あいつら絶対おかしい。ま、私は普通ですけどね。

「可愛いなぁ……」

放課後、部活がないので帰ろうとするとある部屋からそんな声が聞こえてきた。

そっとドアを少し開けると部屋の中が見えた。

そこには葉音翠がいた。

カメラを見ている。

私は悟った。

あ、これ見ちゃいけないやつだ。

葉音翠の手の中にあるカメラにはきっと素晴らしい数のヒロインの写真があるのでしょう。

理解した瞬間私は走った。

走って走って。柚木が窓から何かを見ているのを見て私は柚木の方に近付いた。

柚木の手には双眼鏡が一つ。

柚木の手にある双眼鏡が向いている方はグラウンド。

「な、何してるの?」

そっと聞いてみると

「いやー…男同士が肩組んでいるところは美味しいね。あ、あの二人はデキてるね!!ふふ、あの3人は三角関係だね。右にいる子は真ん中の子が好きで左の子は右の子の事が好きで、でも、真ん中の子は左の子が好きという!!!!!!!!!!!キャーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」

柚木が見ている人はサッカー部の男子達らしい。

なんというか萌えるらしい。

「うん。うん。わかったよ。もう、私行くね」

「じゃあねー」

そして、私がフラフラと歩いていると前からすごい速さで走ってくるピンク頭の女が私に抱きついてきた。

「マユチャァァァァン!!!!!!!!!!!」

そう言って腹部を押さえつけてくるヒロイン。

ぐぇ。ってちょいおま!!何故に頭をグリグリするんだ!!やめろ!!

私が解放されたのは10分後だった。

気分が悪くなりフラフラと家に帰った。

部屋に入ってベットに飛び込みあいつら普通じゃない…と思いながら近くにあったぬいぐるみを殴った。

ポカポカという効果音が絶対使われない勢いで殴った。

そのあと、殴った人形を抱きしめベットに頭を押さえつけた。

そして、寝た。

そのあと酷い夢を見た。

攻略者達が気持ち悪い趣味を見せつけてくると言う夢だった。

ヒロインは攻略者達の趣味をかっこいいと言い出すし、柚木はヒロインの事を好き好き言っているし、と言うような変な夢だった。


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