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ひとびと2  作者: はちみつ
はちみつ日記2
32/62

山買うの?マジですか。。。

 山を買う人が増えているらしいとのニュースをみた。

 なんでも、プライベートなキャンプをするためらしい。地方の山間部で育った私には、山の恐ろしさを知らない謎過ぎる安易な考えに驚いた。

 私は、子供の頃から「クマ・イノシシ・野犬がでてくるから、山には近づくな!!」と言われ育ったので、山イコール恐ろしいところのイメージである。

実際に、小学生だったころ実家の庭に沢山の野犬がやって来てとても恐ろしい思いをした。

このときは、近居のお隣さんの大人たちが追い払ってくれて事なきを得た。自宅の家庭菜園をイノシシに荒らされたご近所さんもいる。風呂に入っていたら、窓の外にクマがいてとても怖い思いをした友達もいた。山を所有している方に至っては、草が茂ってしまったので刈込作業をしていたら、マムシにかまれて救急搬送され入院療養した方もいた。木の伐採をしていたら、チェーンソーを誤って操作してしまい、大怪我をされた方もいた。

 山を所有するって、とても大変なことだ。とてもプライベートで楽しめるところではないと思う。

 木を伐採して、土地を開拓するにしても豪雨災害が起こった場合は、木の根っ子が土留めの役割をしてくれるから、場所によるが山での平地は歓迎できるものではないと思う。

 コロナ禍の中であるから、プライベートでキャンプを楽しみたいお気持ちは分からないでもないが、危険な山の中でやるより安全なキャンプ場で楽しまれた方が良いと思う。

 自然はいつ何時災害が起こるかわからない。山の天気は変わりやすいから、山中だけ雨が降ることだってあるし、プライベートだと困ったときに助けが呼べない。

 うっかり火災を起こしてしまったら、山火事になってしまう。山火事か起こり数日沈下せずに恐ろしい思いをしたことがあった。この時もお隣さんの男性たちや地域の消防団の方が大変な苦労して消火活動をしてくださったことを鮮明に覚えている。山火事は沢山の人が危険にさらされてしまう。

 経験があり有識者の方であったら別であるが、プライベートキャンプ目的で山を安易に購入するのはお勧めできない。ぜひ、安全な場所で楽しいキャンプをしていただきたい。


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