マルボロ王国誕生
【愛と美の神アーティドロファ】に永遠の愛の誓いを立て、2人の結婚式は迅速にだが盛大にとり行われた。
町の人々からも盛大に祝福され、町中が一時の幸せな空間が広がった。
ヴァリュームからはレイチェルの育ての両親とカイが祝福しに参じた。宿屋はシャリーに、カイはフェガスに任せてきたそうで快く送り出してくれたそうだ。
「それで本当に…そのサハラ様なんですか?」
「今はサーラよ、カイ姉さま」
「う、うっさいわ!です…」
「レイチェル様、女体化したサハラ様って…その綺麗ですね…」
「そうなのよねぇ、ちょっと嫉妬しちゃう」
もう好きに言ってくれ。
式の後にカイ達と会った時の会話だった。
そしてそのまま会議に入り主要人物達で新国家の名前を決めるために話し合う事ななる。
「やはりレドナクセラ帝国でよろしいのではないですか?」
「正直なところ私、本当のお父さま達の事は全く知らないの。だから思いきって名前を変えたいのよ」
「姫、いえ王妃がそこまで言うのであれば異論は致しませんが…ではどの様な名前になさるのでしょう」
「そうねぇ、マルス何か無い?」
「俺そう言うの苦手なんだよなぁ」
「ママの名前は?」
「長い、忘れた」
「ならここはサーラに決めてもらいましょう!」
「そりゃいい」
「い、お、俺…あ、私にですか!」
1個あるんだけどな。これまで見ている限りマッチしそうな奴がさ。
「マルボロ……」
「おおお、マルボロ王国か!良いじゃんか!」
「なんかマルスの名前みたいね」
「ふむ、悪く無いですな」
こうしてレドナクセラ帝国からマルボロ王国へと名を変え、王位にマルスが王妃にレイチェルとなった。
ここに後に1,000年以上にも及び栄華を誇る王国が誕生し、最も偉大な王と讃えられ続けるマルス王が誕生した。
「さぁ!残すはガウシアン王国、いや!レフィクルだけだ!」
急ピッチで人事を決められていき、国王の執政にワイプオールが決まり、マルボロ王国軍軍隊長にカインとアベルが、そして後々までマルボロ王国の最強を誇ることになる、冒険者だけで組織された軍を旦那さんことユンケル、そしてアシエンダに任される。
セーラムはベジタリアンが彼女にはやらせることがあるからと断りを入れてきた。
俺とキャスは代行者として誰にも仕える事はしない。最も今だけ俺は侍女サーラのままなわけだが…
レドナクセラ帝国を解放し、マルスとレイチェルが結ばれ国名が変わり、役職などが決まるまでに僅か10日でこれらを済ませたことになる。
そうそう、レイチェルの両親はレイチェルの説得により、このまま王都暮らしとなり、宿屋はシャリーに譲渡されたそうだ。
マルスが各地に手はずを整えていた、共に戦ってくれるもの達に総攻撃の号令を飛ばした。
今、世界の運命を左右する戦いが始まろうとしている。
第7章これで終わりです。
「レイチェルのウェディングドレス姿凄く綺麗だったぁ!」
「ありがとう! セーラム」
チラッ
「ああ、綺麗だったよ」
「あとね後ろから付き従ってたサーラもピシッと決めててカッコよかった」
「あー、それ私も思った。式の後結構サーラのこと聞いてくる人いたのよ?まったく主役は私だって言うのに」
「マナー通りっていうか、レイチェルに恥かかせない様にしただけだよ俺は」
「サーラモテモテ〜?」
「あのなぁ、野郎にモテて喜ぶと思ってるのか」
さて次回から第8章ですよ。
「ついに世界の命運が掛かる大戦か」
「サーラはローブの下は何時でも侍女姿になれる様に侍女服着てもらうわよ?」
「げぇ、だってあれスカートじゃん。ヒラヒラしてスースーして気持ち悪いんだぞ?」
「慣れよっ慣れ。私の下着貸してあげるからちゃんとしてよね」
「それなんだが、レイチェルの下着胸がキツイんだが……」
「……サーラのバカあぁぁぁぁ!」
「レイチェルつるぺた〜?」
「つるぺたはセーラムでしょう!」
えー、という訳で次回更新ですが、下書きの進行状況によっては本日もう一度更新します。無理だったら明日更新させます。
ちなみにセーラムA、レイチェルB、サーラC、ルースミアD、カイEです。
「作者は余計なこと公表しないでいいいい!」




