指が長いとオクターブを余裕で弾ける件
「ちょっと、絵美ちゃん、指長くない?」
「そうなんだよ。長いんだよ。」
私たちは指の付け根を合わせる。
「待って、違い過ぎて大草原。」
「そうなんだよ。背も指も伸びた。」
「小鹿の足のようだね。」
「え、バンビ?」
私はピアノを弾く仕草をする。
「そんなに長いなら、オクターブも余裕でしょ?」
「ドからミまで届くんだよ。」
「ミ?ミ?……ミ?あ、三回言っちゃった。」
「うん、ミ。」
「私なんかドまででも微妙なのになあ。別世界だ。」
「でもねえ、早く弾くときに指が絡まるんだよ。」
「指って、絡まるの?」
絵美ちゃんは私の目の前で指を動かす。
「こう……こう……こんな感じなんだよ。」
「いやあ……ごめん、素直に分かんない。」
ここでは特に何も起こりませんが、
もう少し色々なことが起こる作品もあります。
『十二支の鼠の少年王は猫を愛したい』
糖分高めの異世界恋愛ファンタジー。美形、筋肉多めです。
全133話、完結まで執筆済み。毎日更新中。
https://ncode.syosetu.com/n2443mr/
『【BL】終局の悪魔―俺を利用するはずの白髪高官が、なぜか俺の目を美しいと言ってくる―』
利用から始まる二人の関係は、
名前を呼び、家へ帰り、触れ合い、互いを選ぶものへと少しずつ変わっていきます。
復讐、秘密、悪魔との契約。
ケンカばかりの男二人が、それでも共に生きる場所へたどり着く異世界BLです。ドルチェ×フィーネ(左右固定)、終盤に向けて身体接触も進展します。
全51話、9月16日完結予定。
https://ncode.syosetu.com/n4565ml/
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