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ゲームの世界は好きだけど転移したいなんて言ってない!  作者: For-rest-one
第一章 悪炎竜『マローガドラコ』
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これなーんだ

「これ……、やっぱり、あのドラゴンか……?」


 絵はそこまで大きくはないが、体格に比べ随分と巨大な翼を持つこの赤い蜥蜴(トカゲ)とはさっき戦ったばかりであり、嫌でもその特徴が分かる。


 僕のようなのが5年に1人来る度に、毎回出現しているのだとしたら、その認知度は余程のものだろう。

 少なくともこの大陸の人は皆知っている筈だ。

 それなら、このような本に載っているのも不自然ではないか。


 それにしても、どんなことが書いてあるのだろう。

 興味を持った僕は、内容は分からないけれど、しばらくそのページを見ていた。


 眺めていたが、少し違和感があった。

 文が途中で止まっているというか、まだ繋がりがあるような気がするのだ。

 もしかしたらと思い、もう一度ページをめくると、およそドラゴンについて言及しているであろう内容とその隣に、またもや見慣れたものが描かれていた。


「これは……、魔剣か?」


 ドラゴンもそうだが、この今握っている剣も謎が多い。

 というか、いい加減離れて欲しい。

 強敵も倒したというのに、何がお望みだとうのか。 まさか一生離れないということもないだろう。


「今までは一体どうやって――」


 そこで言い淀む。

 ()()()


 そうだ。 僕がここまで経験していることは、前例がある筈だ。

 以前、師匠に他の召環者について訊ねた際は、知っている様子だったが「教えたらやる気がなくなる」などと言って教えてくれなかった。

 しかし今、僕はドラゴンとの戦いに勝ってここにいる。

 ならば聞いてもいいだろう。 剣のことも、他の召環者の現在についても。


 気になっていたことはもうすぐ明らかになる。

 だが、この胸騒ぎはなんだ……?

何を書いてないのか忘れてしまう…

テスト期間なので(いつも通り)短めで失礼します

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