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キラボシダイアリ  作者: ランス
奇跡の欠片
27/66

奇跡の欠片 #2

『もしもーし、もしもしー』


『…聞こえるかな、聞こえるかな。みんな…』


「…な、なに、この声!?誰!?」

顔を起こしてベルーくんが叫ぶ。

時刻は午後8時。

現在、全員がリビングにいる。

………オリヴィアさんの死を聞いてから、ちょうど1ヶ月経った日だった。


ただ、声が……()()()

「…僕にも聞こえる。」

そうだ、僕にもこの声が聞こえる。

いや、聞こえるのは……


「全員」のようだった。


「…この声…女の人の、声?」

スフィアが驚いて、そう口にする。

「うああああ!?だっだれ、誰…?」

一番驚いたのはラピスのようだった。

…いや待て。

全員と共鳴、しかも同時に共鳴ってどういうことだ?

共鳴は1対1で、お互いが心を許した相手にしかできない。

それは、共鳴が気持ちを「そのまま」伝える行為だから。

…が。

全員と…?

『…ね、…ラピス、落ち着いて…』

「う、うぅー…」

ソファに顔を埋めるラピス。少し落ち着いたようだけど…。

「…この声って、みんなに聞こえてる…?」僕は質問をする。

「…聞こえます…」「聞こえてる。」「聞こえてるよー」「聞こえる。」

全員に聞こえているようだった。

「…なぜあなたは、そんなことができる…?」


『うーん、そのためには、共鳴の仕組みを知ってもらったほうがいいかな?』

どこか間の抜けた、幼い感じの声が頭に響く。

この人は、何者なのだろうか。

『何者…そうだね。まずは自己紹介。』


『私の名前はアリアなんだよ。――――いわゆる、天使様、だよ。』

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