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キラボシダイアリ  作者: ランス
月の涙
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月の涙 #0

生まれる。

今日も宝石精霊が、どこかで生まれる。


森の中で。

鉱山の中で。

宝石店の中で。

街の中で。

海の中で。

あらゆる場所で、宝石精霊が生まれる。



僕らは、「宝石」だ。

もともとは、「もの」だ。意思はない。意志もない。


けれど、そんな僕らが意思を持った。

「もの」だった僕らが、意思を持った。


僕らは、「もの」として扱われるのか?

意思を持った僕らは、それでも「もの」として扱われるのか?


僕らは人間の「もの」なのか。

それとも、それとも、それとも――――



“月の涙”

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