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碧い稲妻・剛腕と呼ばれた男〜confusion〜  作者: やましたゆずる
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第2章 なんで俺達が

救急車のサイレンの音が変わりコンフュージョンの世界に舞い戻った、倉持菜由の見た光景は黒の優勢であった。石井直政警部補と羽生忠次警部の活躍であった。白タイツ軍の半分を黒タイツ軍が倒していた。「戻って来たか?身体は大丈夫か?倉持菜由?」羽生忠次警部が菜由の顔を見た。石井直政警部補と羽生忠次警部は息を切らしゼイゼイ言っていた。「なんで俺達が?」石井直政警部補が口から吐いた。「それはあなた達お二人が救世主だからです。すいません。お力をお貸し下さい。」草刈咲月リーダーが二人の顔を見た。「早く終わらせて帰りたいんだよ。今日はクリスマスだからお父さん必ず早川帰って来て下さい。と妻から言われているからなぁ?」石井直政警部補が草刈咲月の前でポツリと呟いた。「あっちの世界ではクリスマスか?今日は?早く終わらせたいなら刑事さん達の活躍次第だねお願いします。」咲月が石井直政警部補の目を見た。「よし!わかった。鳥人間から拳銃を奪い返すぞ。その弓矢貸してくれ!」石井直政警部補が咲月の目を見てニヤリ笑った。「はい!これ使って!」咲月が石井に弓矢を渡した。石井直政警部補は上の階で戦況を眺めている鳥人間に向かい弓矢を放った。弓矢が鳥人間の左胸を貫いた。鳥人間は1階に落下した。それを上から見下ろし拳銃を奪い返すと石井直政警部補は鳥人間の額に向けてトリガーを引いた。鳥人間は白タイツで頭の上から顔まで白の覆面をしていたが額から真っ赤な血が出て白覆面を真っ赤に染めた。石井直政警部補はその覆面を取って、ビックリした。まだ、十代の可愛らしい少女だった。「初めて拳銃で殺した人間が少女だとはなぁ?参った。」石井直政警部補が呟いた。「刑事さん。白タイツ軍は全員女だよ。」咲月が石井直政警部補の目を見た。「そうだよな?全員胸があるし?俺達は女とやり合っていたのか?すまん。」石井直政警部補は鳥人間の亡き骸に手を合わせた。「そうさ!黒タイツ軍も全員女だよ。見て胸があるでしょ?男は刑事さん二人と救急隊員の二人だけだよ。」咲月が石井直政警部補の目を見た。「白タイツ軍と黒タイツ軍の違いは白タイツ軍には彼氏が居る女で私達黒タイツ軍は彼氏が居ないボッチ達なんだよ。このクリスマスをどう過ごすかの闘いなんだよ。刑事さん。」咲月が石井直政警部補の目をじっと見つめた。「そうゆう事だったのか?なんで俺達なんだ?理由を聞かせてくれ!草刈さんよ。」石井直政警部補は咲月の目をじっと見つめた。「それはな、お二人がつくば警察署で一番の腕利きだと調べた結果だよ。お宅の署長もグルさ!拳銃持たせたのもこれを知っての事。武術につくば警察署ナンバーワン。拳銃の腕前もナンバーワンだとわかった上での事だよ。」咲月が石井直政警部補の顔を見てニヤリ笑った。「署長もグルって本当かよ。まあ、普通の張り込みには拳銃など必要ないからなあ?」石井直政警部補は咲月の顔を見て優しく微笑んだ。「だから、草刈さん、俺達の事、救世主だと叫んだのか?」石井直政警部補は咲月の顔を見た。「そうよ。この世界は、現実と空疎の間の世界なんだよ。あの救急隊員の黒見と長嶋の顔見て?どう見ても彼女の居る顔してないべ?あれもこっちの戦略よ。そうゆう事。」咲月は石井直政警部補の顔を見てニヤリ微笑みを浮かべると笑った。

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