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碧い稲妻・剛腕と呼ばれた男〜confusion〜  作者: やましたゆずる
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第1章 それは救急車に乗った瞬間に始まった

凄い寒い朝の事、二人の初老のベテラン刑事が早朝張り込みの際の事であった。ホシは20歳女性、麻薬常習犯である1週間前から張り込みをしていた。刑事の名前は石井直政

警部補と羽生忠次警部の茨城県警つくば警察署組織犯罪対策課の刑事であった。ホシの女の名前は倉持菜由20歳、つくば市内のキャバ嬢で半グレとつるんで覚醒剤を主婦やサラリーマンに捌いていた。ヤサを発見したのは石井直政警部補だった。つくば市天久保の築30年のアパートに住んでいた。その日は雪がパラついていた。石井直政警部補は黒のロングコート、羽生忠次警部はグレイのロングコートだった。二人とも黒の革手袋をしていた。それは、倉持菜由がアパートを出た瞬間に稲光とともに雷鳴が響きわたり辺りは真っ碧になった。倉持のアパートの前の公園の木に雷が落ちた。倉持はその場に倒れた。石井も羽生も身体に微量の電流が走った。まだ助かった。倉持菜由は立ち上がり二人の顔を見てショックで気絶し、また倒れた。石井が119番に電話をし救急車の手配をした。10分くらいで救急車が到着した。やじ馬が三人の周りを囲んでいた。救急車の隊員に石井が状況を話、二人が刑事である事を打ち明け、気絶している女は容疑者だと伝えた。三人は救急車に乗った。病院へと向かうが目と鼻の先のつくばメディカル病院へとなかなか着かない。「5分もかからない距離なのに何分かかるんだい?」石井直政警部補が救急隊員に聞いた。「三人を特別な場所へご案内との上からの命令なので今しばらくかかります。女性の方は気を失っているだけですから。」救急隊員の黒見光秀が石井直政の顔を見た。「病院には行かないのか?特別な場所って何なんだ?君?」石井直政が黒見光秀の顔を睨み付けた。「すいません。私には、それ以上は話せません。お二人が刑事さんなのも知っています。こちらの女性も麻薬常習犯で売人の方なのは知っております。」黒見が石井直政と羽生忠次の顔を見てニヤリ笑った。「あなた方を素晴らしい世界にお連れ致します。楽しんで下さい。悪い所ではありません。」黒見が二人の顔を見てニヤリと微笑んだ。すると救急車の音が急に変わり何処を走っているのかわからなくなった。石井直政警部補は目が回り出し吐き気をもよおした。羽生忠次警部も同じだった。石井直政警部補は我慢出来なくて救急車の中で吐いた。その時、「刑事さん、私が起きるから刑事さんがここに寝てなよ。」倉持菜由が石井の顔を見て立ち上がり石井の身体を寝かした。「刑事さん。これ、酔い止め。この救急車に乗る人は必ず吐きますから薬を用意してあります。」黒見光秀が石井と羽生の顔を見た。二人が薬を飲むと朝、雷が落ちた場所へと逆戻りしていた。そこには、自分と羽生忠次警部が倒れている女性に声をかけている所だった。救急車のサイレンが近づいてきて赤色灯が見えると自分は救急車の中で寝ていた。羽生忠次警部と倉持菜由の顔が自分を覗いていた。目が合うと正気に戻り救急車のサイレンが止まった。「お三人さん、長らくお待たせいたしました。着きました。ご自由にお過ごし下さい。」黒見光秀が三人の顔を覗くように見た。救急車のドアが開いた。そこは何処かのビルの地下見たいな所で黒の全身タイツを着た人と白の全身タイツを着た人が争っていた。黒の全身タイツの女性が「救世主が来た。」と叫んだ。叫んだ女性が羽生忠次警部の前に来て「あなた達は私達の救世主です、ありがとうございます。あのデカい白タイツの奴がボスです。アイツを逮捕してください。私はここのリーダーの草刈咲月と言います。」女性が自己紹介をした。女性が手にしていたのは日本刀で何故か全員日本刀で切合をしていた。戦国絵巻を見ているようだった。二人の左側の胸の横には何故か拳銃があった。署長が大捕物があるかも知れないから拳銃を携帯しろと言ってくれてラッキーだと二人は思った。両陣営とも飛び道具は弓矢だけだった。その弓矢がリーダーの草刈咲月の足を射抜いた、勢いのついた、白タイツ軍は一斉に石井直政と羽生忠次と倉持菜由に襲いかかった。まず、菜由が足に弓矢が刺さりながら敵の日本刀を奪い攻撃に転じる。石井直政と羽生忠次は拳銃は抜かなかったが得意の柔道と剣道で敵を倒す。けして死なない程度にやった。敵も怯まずに攻撃を仕掛けてくる。倒しても起きるのくり返しで50歳過ぎのおっさんが二人では勝てない。「石井!殺してもいいぞ!拳銃を抜け!」羽生忠次警部が上司として石井直政警部補に命令した。二人は拳銃を抜いた。その時、天井から大きな翼を付けた。鳥人間が舞い降りて二人の拳銃を奪い取った絶体絶命のピンチが始めからやって来た。二人は油断していた。すると剣道八段の二人がその腕前を披露した。相手から日本刀を奪い一人一人と倒していく。白タイツが赤く染まり始めた、その時に倉持菜由が背中を切られる。痛みに耐えていたが自ら麻薬をうって痛みを堪えた。でも出血は止まらない。救急隊員の黒見光秀と長嶋三成が倉持菜由を介抱して出血は止まった。でも闘いは出来なく救急車の中に入った。その時、救急車はサイレンを鳴らし消えて行った。向かった先は今度は正真正銘つくばメディカル病院だった。現実の世界に戻り倉持菜由は急患として運ばれ手術をした。約1時間するとケロッとした顔で1階のコンビニで唐揚げ定食を食べていた。「ここに居たのか?探したよ。あっちの世界に戻るぞ!刑事さん達が奮闘している、我々も加勢しなきゃいこない。」黒見光秀が菜由の顔を見た。すると「分かった。」と菜由は黒見の顔を見た。カバンから注射器と覚醒剤を出し左腕に自らうった。「よし!これで準備万端!行くぞ!」と最後の1個の唐揚げを口に入れ水をゴクリと飲んだ。二人は待機していた救急車に乗り込んだ。


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